日本はもちろん、今や世界中に多くのファンを持つ、アニメ「ドラゴンボール」シリーズ。2013年春、日本で公開された最新映画「ドラゴンボールZ 神と神」がいよいよ全米でも公開されるのだそうですが、本日ご紹介するのは、そのPRのために製作されたというオフィシャル動画。……でもねぇ、これがもう、色々と酷いの。酷すぎてむしろ、笑っちゃうのですよ。
動画サイトYouTubeに投稿されていたのは、米エンタメ会社「ファニメーション」の依頼を受けて、イギリスの低予算番組「Mega64」が製作したという、同映画の実写版予告トレーラー。
ちなみに「ファニメーション」、これまでも「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」の配信を行うなど、ちゃ~んとした実績がある会社。今回の映画も、同社が上映権を取得しているんですって。てなわけで同作品は、「ファニメーション」のオフィシャル、本家のオフィシャルではございませんのであしからず。
【悟空ってこんなだった?】
「ファニメーション」「Mega64」共に、どちらもれっきとした企業、それなのに、ああそれなのに。画面に登場した悟空ってば……どこからどう見ても太ったおっさんやないかーーーい!!
始めに映された手足が若干ぽっちゃりしていてイヤな予感はしていたけれど、予想以上におデブちゃんだったよぉーーー!!
【ドラゴンボールってこんな話?】
その後登場するピッコロらしき人物も「コレじゃない」感アリアリ、妙に線が細いし、なぜか最終的には、スーパーサイヤ人になっちゃうし。あれれ、ドラゴンボールってそういう話だったっけ?
【スーパーサイヤ人が究極まで進化すると…?】
映像の中で、太ったおっさん悟空はスーパーサイヤ人に。その後どんどん姿かたちを変えて、バージョンアップしていきます。ロン毛になり、お次はアルミホイルで全身装備。
挙句の果てにはなぜか、スニーカーに大変身するのであります……ってかそもそも、バージョンアップなのかコレは!? さらにさらに、ラストシーンにはなぜか、マトリックスのネオ(主人公、キアヌ・リーブスさんが演じた役ですね)らしき人物まで登場。
もはやなにがなんだかわからないカオス状態のまま、予告編は幕を閉じたのでありました。観終わった後は、ただただお口あんぐり。ここまでくると、怒る気にもならないから不思議です。だけどイギリスのユーモアが難解すぎて、笑う気にもならないけどね……。
参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch