人気歌手ASKAの覚せい剤所持容疑での逮捕、危険ドラッグ(違法ドラッグ)での度重なる事件・事故などにより、このところさらに目立っている薬物関連のニュース。警察の皆様におかれましては、ドラッグをあつかう不届き者たちにはぜひとも厳しい態度で臨んでいただきたいと願うばかりです。
さて、警官がドラッグを売る人・買う人に目を光らせるのは日本だけでなく海外も同じ。今回、動画サイトYouTubeからご紹介するのは、麻薬を警官に売ろうと声をかける男性と、相手の警官とのやりとり動画。
警官にドラッグを売ろうとするなんてオマヌケもいいところだと思っちゃいますが、実はこれ、わざと。彼の正体は正真正銘のマジシャン!
つまりこれは、「絶対に麻薬を見逃さない警察」と「どんなブツでも消せてしまうマジシャン」との勝負というわけ。警官は無事にオクスリの小袋を取り上げることができるのか? それともマジシャンが隠しきって逃げおおせるのか!? レッツ・ファイトッ!
動画はラフな格好をした一人の若者(マジシャン)が制服を来た警察官につかつかと近づいていくところから。
「ねえ、ちょっと聞きたいんだけど。このオクスリ買ってくれない? 44……いや、40ドルで」なんて話しかける若者。(警官相手に何言ってんだ挑発してんのか!? あ?)と思ったであろう警官、「見せてみろ」と言いながら、突然ガシッと彼の手首をつかみに入ります。これはもう逃げも隠れもできないでしょ! ドラッグ売る現場を押さえたも同然です。
グーにして中を隠す若者に、「手を開いてみろ!」と警官。「何にもないって!」と言って両手を開いた彼の手には……ホントに何もない!
馬鹿にされたと感じて腹が立ったのか、「こっちに立て」と荒々しく壁に手をつかせる警官。若者の帽子を取ったり体を触ったりしてみますが、さっき自分が目にしたはずの小袋はどこにもない……!! 「どこやったー!」と怒鳴りつつもキツネにつままれたような警官の顔が物悲しい……。
最終的に麻薬の小袋はどうなったか、この対決、どちらが勝ったか……皆さんも動画でしっかりとご確認あれ! この動画がヤラセかどうかはわかりませんが、マジシャンの若者の鮮やかな手口にはただただ感心するばかり。
でもだからといって、良い子の皆さんは「そっか! ドラッグが見つかってもマジックで消せばいいんや!」なんてゆめゆめ考えないように。ドラッグの危険性を理解し、誰もが断固としてノーと言える社会でありたいですよね。やっぱり、ダメ。ゼッタイ。
参照元:YouTube
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼【動画】マジシャンが警官に麻薬を売ろうとしたらどうなる?