21世紀最初の年、2001年。みなさん、何をしてました? 日本では、4月に小泉首相が就任、7月には『千と千尋の神隠し』が公開されて大ヒット。9月にディズニーシーがオープン、12月には愛子様がお生まれになっています。
その2001年に生まれた赤ちゃんも、今年から中学1年生。そのなかに、スゴい男の子がいる! というウワサを聞きつけました。その彼とは、名古屋が生んだ日本最年少のプロDJ “DJ☆AkirA”君。
■ スーパーキッズ 「DJ☆AkirA」って?
ダンサーのお父様の影響で、爆音を子守唄にして育ったというDJ☆AkirA君は、6歳から独学でDJの勉強を開始。小学5年生でいきなり東京進出してプロデビューを果たし、日本最年少DJとして全国の音楽イベントやGIRLS COLLECTIONで活躍中のスーパーキッズなんです。
記者もさっそく、地元愛知県のビーチイベントでDJ☆AkirA君のDJっぷりを見せてもらうことにしました。
トレードマークのサングラスをかけたDJ☆AkirA君がステージに登場した瞬間、ダンスエリアの人数が激増!
身体こそ他のDJさんたちより小さいけれど、その存在感はNo.1。しっとりした穏やかな声は、ステージを見ていなかったら、誰も彼が12歳だとは気がつかないはず。
堂々たるパフォーマンスで、会場をの空気を一変させたDJ☆AkirA君に、記者は、ポカンとするしかありませんでした。
■ AkirA君とお話させてもらったよ!
会場をまたたく間にDJ☆AkirAモードに変えるDJ☆AkirA君ですが、普段はなんと進学校に通う才子なんです。そのうえ、運動部にも所属していて超多忙。移動中や楽屋で宿題を片付けることもあるんだとか。頭の切り替えって、大人でもなかなか難しいものだけど、「サングラスをかける」「ジャンプする」ことで、DJモードにスイッチを入れるのだそう。もうセルフコントロール術を確立しているなんて、恐るべし。
【視野はもちろん世界へ】
国内の音楽イベントにひっぱりだこのDJ☆AkirA君、いつかは海外進出も考えてますか? とたずねたところ、「今すぐにでも!」と即答。夢は、毎年7月にベルギーで開催される世界最大の音楽の祭典、「Tomorrowland(トゥモローランド)」と、今年9月に日本初上陸する『ULTRA MUSIC FESTIVAL(ウルトラミュージックフェスティバル)』に出演すること。ゆくゆくは作曲も手がけて、映画音楽も作ってみたいんだって。日本最年少の音楽プロデューサーが生まれる日も近いかも!
【音楽イベント初心者へのオススメ】
DJ☆AkirA君のDJでハジけてみたい! でも、音楽イベントに行ったことがなくて不安……という初心者向けの方へ、DJ☆AkirA君くんから「これだけ押さえとけば大丈夫!」というアーティストを教えていただきました。
リスペクトしているDavid Pierre Guetta(デヴィッド・ゲッタ)をはじめ、AVICII(アヴィーチー)、Steve Aoki(スティーブ・アオキ)、Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)がオススメなんだそう。YouTubeで探してみると、どれも「あ、どこかで聞いたことある!」というなじみのあるカッコイイ曲ばかり。
「キッズDJだなんて、カワイイ!」という先入観があった記者ですが、お話させてもらってビックリ。とっても礼儀正しくて、まるで大人と話しているようでした。子どもだというだけで受け入れられるほど、プロの世界は甘くないんですね。そのプロの世界で活躍しながら、勉強も部活も頑張っているDJ☆AkirA君。会場にはお友達や家族もみえていました。遊んでいる姿は……やっぱりカワイかったな。
ちなみに、DJ☆AkirA君の「貰って嬉しい差し入れ」は、四国の『茶毬(ちゃまり)』という和三盆なのだそう。意外と渋い一面もあるのでした。
スーパーキッズ、DJ☆AkirA君の出演情報はオフシャルwebサイトをご覧あれ。DJ☆AkirA君のPVを見ていると、「わたしも、もうちょっとだけ頑張ってみようかな」って、明るいきもちになれますよ!
参照元= DJ☆AkirAオフィシャルサイト
執筆=綾部 綾 (c) Pouch