全米で大ヒットを記録、2013年9月に放送された最終回は1000万人以上もの人々が視聴。
「プライムタイム・エミー賞」「ゴールデングローブ賞」など数々の賞に輝き、多くの批評家たちの絶賛を一身に浴びたドラマ、「ブレイキング・バッド」。みなさんはもう、ご覧になりましたでしょうか。
海外ショッピングサイト「Amazon.com」によれば、10月28日、同作のパロディ・レシピ本「ベイキング・バッド(Baking Bad)」が発売されたとのこと。早速その表紙を見てみると……カップケーキになにやら青い物体がトッピングされてるっ。こ、これはもしや、「ブルー・スカイ」ではないですか……!
【ドラッグらしきものがトッピングされたカップケーキ!?】
「ブルー・スカイ」とは、主人公、しがない高校の化学教師ウォルター・ホワイトが密造しているドラッグ「メス(メタンフェタミン)」のこと。右下には「99.1% PURE」「100% EDIBLE(食用)」との記載があるからまあ食べることはできるのでしょうけど、なんでしょう、このヤバい感じは。
【著者は “末期の病に冒された元家庭科教師” らしい】
上記サイトによれば、著者であるウォルター・ウィートさんは、引退した家庭科の先生で、犯罪史に残る偉大なパン屋、とのこと。末期の病と診断されてもうすぐ死ぬ運命、そんな彼が闇市場で売るため考案した、ハイクオリティーなカップケーキレシピ、それが同書なんですって。ああもうコレ、完全に主人公の背景パロっておりますね。ホワイトという名前を小麦(ウィート)とした点も、絶妙だわぁ。
【ツイッターにはガスマスク&防護服でケーキを作る著者の姿が……!】
一方出来たてほやほや、ウィートさんのツイッターを覗いてみると、そこには気になるメニューの写真がチラホラ。レシピ本の表紙にもなっている「ブルーメス・カップケーキ」を、ガスマスク&防護服のフル装備で作る姿。また主要キャラクター、ガスの顔をフィーチャーしたと思われる、ロリポップケーキのようなものも紹介されておりました。
【同作にまつわるスイーツレシピがいっぱい♪】
そのほか「リシン・クリスプ・スクエア」(猛毒リシンのスクエア型クリスプ)に「タイティー・ホワイティー・バイツ」(白ブリーフパンツクッキー)など、同作にまつわるレシピが満載。どれもこれも決して美味しそうとは言えないけれど、ファンにとってはたまらないラインアップであることに、間違いありません。
「ベイキング・バッド」のお値段は、ハードカバー版が日本円でおよそ2250円、Kindle版がおよそ1070円とのこと。気になった方はぜひ、下記サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:Amazon.com 、ウォルター・ウィートさんツイッター 、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼食べるのを躊躇してしまいそう……ガスのロリポップケーキ
Happy Halloween B*TCH! pic.twitter.com/oVgV5CAvP8
— Walter Wheat (@BakingBad) October 31, 2014
▼完全防備で制作しております
Showing off my Meth Munches at the @orionbooks bake sale #BakingBad pic.twitter.com/lAx9Z7lfHc
— Walter Wheat (@BakingBad) October 31, 2014
Another batch coming right up. ALL HAIL THE CHEF. #BakingBad pic.twitter.com/8SPAft1IcZ
— Walter Wheat (@BakingBad) October 30, 2014
▼「ブレイキング・バッド」ファンならぜひトライしてみて!