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【検証】毎月8日は「カレーパンの日」! ひと足お先にコンビニチェーン6社それぞれの “カレーパン” を食べ比べてみた

2014年11月7日

無題kk
明日8日の「カレーパンの日」を目前に検証してみました。

カレーの発祥の地といえばインド、というのは万人の知るところ。では、カレーパンの発祥の地といえば――。その誕生の経緯については諸説ありますが、もっとも有力なのは1934年創業のパン屋「デンマークブロート」(東京都練馬区)の創業者が発明した「揚げカレーサンドウィッチ」なのだそう。

日本で生まれ、今や惣菜パンの代表格と言っても過言ではないカレーパンですが、毎月8日が「カレーパンの日」であることは意外と知られていないよう。ということで、カレーパンへの敬意を込め大手コンビニチェーン6社のカレーパンの食べ比べをしてみます。味や食感の違いや如何に。

◆強制エントリーさせたのは以下のコンビニたちである!!!

(勝手に)エントリーしてもらうのは、2014年度の国内店舗数において上位6社のセブンイレブン・ローソンファミリーマート・サンクス・ミニストップ・デイリーヤマザキ。

それでは、各社のカレーパンを順に評価していきます。

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【エントリーNo.1】嗅覚から攻めるセブンイレブン ~『トロッとスパイス香るカレーパン』~

まずはセブンイレブンにおけるロングセラー商品『トロッとスパイス香るカレーパン』(税込108円)から。トロッとしたルーには、舌で感じられるくらい形の残ったジャガイモがふんだんに使用されています。コショウの香りが心地よく引き立った本格派で、スパイスへのこだわりが感じられます。商品名に偽りなし。パンはモチッと楽しい食感で食べ飽きず、揚げているとは思えないほど軽い仕上がりの衣も好印象。

【エントリーNo.2】上品な辛さならローソン ~『揚げビーフカレーパン』~

40種類以上のスパイスを使用した、ローソン自慢の『揚げビーフカレーパン』(税込123円)。人参や玉ネギなどの野菜と牛肉の旨みが感じられるルーには、さりげなく辛さも顔を覗かせます。今回エントリーした6商品の中でもっとも食欲が刺激される揚げ色で、外側の衣部分は見た目どおりカリッと固めの歯ごたえですが、内側はフワフワと柔らかい食感で、このギャップに懐柔されること間違いなし。

【エントリーNo.3】万人受けするファミリーマート ~『カレーパン』~

2012年発売の『カレーパン』(税込108円)は、ルーの軽い口当たりと控えめな辛さのバランスが取れた1品。生地は薄めでルーを感じたい人にはよいかも。辛すぎず、重すぎずと万人向けなので「何でもいいからカレーパン買ってこい」とパシられた日にはお近くのファミリーマートへ。

【エントリーNo.4】菓子パン要素強めのサンクス ~『とろっともちっとカレーパン』~

実際に持ってみて、もっとも重みを感じるのがサンクスの『とろっともちっとカレーパン』(税込115円)。辛さよりも野菜の甘みを重視したルーはマイルドな仕上がり。ふんわりと揚げドーナッツのような食感の生地は、惣菜パンというより3時のおやつに食べたい菓子パンの域

【エントリーNo.5】まとまりのあるミニストップ ~『ビーフカレーパン』~

ミニストップ独自ブランド“穂”の『ビーフカレーパン』(税込108円)。あっさり系のルーは辛さ・コク共に控えめでまとまりはあるのですが、商品名にある「ビーフ」らしさは特に感じられず。及第点は上回るもののパンチ力に欠けるので、辛さなりコクなりもう少し“非行”に走ってもよいかも。一方、生地は高密度で食べ応え十分です。

【エントリーNo.6】昔ながらの味ならデイリーヤマザキ ~『カレーパン』~

いよいよ最後。唯一の丸形カレーパン、デイリーヤマザキの『カレーパン』(税込113円)。フカフカの生地は温めずとも美味しく、さすが製パン会社の実力を感じます。ルーは辛さ控えめかつ人参など野菜も多くマイルドな仕上がりで、どこか懐かしい味わい。昔ながらのカレーパンといった印象。

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以上、6社それぞれのカレーパンをご紹介しました。それぞれに個性がありましたが、筆者はセブンイレブンの香り高いカレーパンが好み。このコンビニカレーパンの食べ比べ、みなさんにもぜひ試していただきたいですね。まずは「カレーパンの日」のおやつにひとついかが。

お詫びと訂正:11月7日がカレーパンの日と記載しておりましたが、毎月8日の誤りでした。読者のみなさま、関係者のみなさまに心よりお詫び致します。

撮影・執筆=井上こん(c)Pouch

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