女の生きざまを名画で学ぶことができる10日間、「文藝別冊 “五社英雄” 刊行記念 五社英雄二十三回忌/映画監督デビュー50年 五社英雄映画祭」が、池袋東口「新文芸坐」にて開催されています。
五社英雄さんといえば、かの名作「鬼龍院花子の生涯(1982/東映)」「極道の妻たち(1986/東映)」「吉原炎上(1987/東映)」「肉体の門(1988/東映)」らで有名な、名監督。
11月29日(土)から12月8日(月)まで、肝の据わった女性たちの激しくも美しい姿が、大スクリーンで蘇ります。
【すでに上映終了している作品も……】
とはいえ同映画祭、開催初日からすでに数日が経過しておりまして、夏目雅子さんが出演する「鬼龍院花子の生涯」は上映が終了してしまっているのです……ざ、残念。
【6日にはあの大女優が来場予定!】
しかしながら6日(土)には「極道の妻たち」が、翌7日(日)は「吉原炎上」「肉体の門」が2作同日に上映されるなど、まだまだ見どころ満載。ちなみに6日に行われるトークショーには、な、なんと、岩下志麻さんが来場されるそうですよ! 生の志麻さん、めちゃくちゃ見たい!!
【憧れの女性像がここにある、かも!!】
「破天荒」と呼ぶにふさわしい五社監督が手掛けた作品に登場する女性は皆、強く気高く、女性から見ても憧れを抱いてしまうキャラクター揃い。とりわけ「吉原炎上」の名取裕子さんの美しさは、目も眩むほど。名シーンとの呼び声高い、西川峰子さんによる「ここ噛んで」という名台詞も、ぜひ映画館にて耳にしてみたいものです……。
迫力すら感じられる妖艶さと、そこに共存する凛とした美しさを、あなたもぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
参照元:新文芸坐 、今日の名画座
執筆=田端あんじ (c)Pouch