1935年、この世に生を受けた偉大なる漫画家、赤塚不二夫さん。
2008年に亡くなられた赤塚さんが来年、生誕80周年を迎えることを受けて、記念企画が続々登場している模様です。本日みなさまにご紹介するのは、その中の目玉企画ともいえる新作映画「天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~」。
タイトルだけでなんだかスゴそうですが、その全貌をほんのちょこっと垣間見ることができる特報映像も、またスンゴイ。まあとりあえず、以下、あらすじをご覧になってみてくださいな。
【奇想天外すぎるぶっとんだあらすじ】
「物語は日本中に感動を呼んだあのフランダースの犬のラストシーンから始まる……がしかし……ネロとパトラッシュが天使の手を振りほどき、悪の手先となって現代に蘇り、いままで自分を虐げてきた人間への復讐の鬼となり悪事を繰り返す」
な、なぜネロとパトラッシュがそんなことに。ってかそもそも、この作品、赤塚先生と関係ないよね。「世界名作劇場」(当時はカルピス漫画劇場)だよね?
【バカボン一家が武器とするのは、その “馬鹿さ” !?】
「しかし、そこに現れたのは、あのバカボン一家!! 変わらない馬鹿さを武器に挑む!」
ひょええ、バカボン一家が、救世主なの!? しかも「馬鹿さを武器に」って! そんなもん、武器になるんかいな!?
【監督は奇才FROGMAN!】
2015年5月23日(土)公開予定だという同作の監督は、「秘密結社 鷹の爪」でおなじみ、ナンセンスギャグといえばこのお方、奇才FROGMANさん。赤塚さん自身が設立した「フジオプロ」からも「この型破り感がバカボン。FROGMANには、期待はあっても不安はない」と太鼓判を押されているのだそうですよ。
【ネットユーザーの声】
あらゆる意味で、期待が高まる同作。特報を目撃したネットユーザーのみなさまも、以下、続々反応しているみたい。
「悪の親玉じゃなく手先というのが何とも道化らしく悲しさが一層が増してきますね……背景しってると。 しかし凄い発想な映画だw」
「最近よくある過去の名作のリメイク&映画化かと思ったけどFROGMANだったか。ならいいわ」
「他の世界名作劇場が怒りそうな斬新過ぎるコラボ……。せっかくのあの名作がまさかのあのギャグアニメとコラボするなんて……」
「自分は漫画よりアニメの方が好きだし、とても嬉しいなぁ~」
「本気で楽しませてくれそうだね。期待しているよ、この異次元コラボに」
「奇想天外なのだ!」
「これでいいのか?」
「これでいいのだ!」
「よくねぇーよ色々とwwww面白そうだけどよwwwww」
ふむふむ、こうしてみると、期待している方と不安が入り混じっている方、双方いるみたいね。まあ、そりゃそうなるよね。
とにもかくにも、本編を観てみないことにはなんともいえない注目作。公開されるその日が、今から待ちきれないのだ!
参照元:「天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~」公式サイト 、赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!
執筆=田端あんじ (c)Pouch