外国人が描く日本って独特ですよね。すべてがビミョーーーーにズレてて、ありのままの日本になってなくて。でもその微妙さが面白くて、私(記者)は案外キライじゃないんですよね。
今回ご紹介するのは、ファッションブランド「GUESS(ゲス)」が14年ホリデーシーズンキャンペーンビジュアル用に鎌倉を舞台に撮影した動画。外国人から見た「これって日本っぽい!」という要素がいたるところに詰まってて、ホンモノの日本とは違うんだけれど、でもとってもカッコイイ仕上がりになっていて思わず端々まで見入っちゃう!
【ファッションブランド「GUESS」って?】
ご存じない方のために説明すると……。「GUESS(ゲス)」は1981年にアメリカで誕生したアパレルブランド。90年代に一度撤退したものの、今年春に日本に再上陸。現在はラフォーレ原宿やなんばパークスなどにショップを構えています。今後、日本での店舗拡大を図っていることも考えあわせ、撮影場所に日本を選んだのかもしれませんね。
【「いかにも日本」っぽい日本】
野原で桜が散る中、ブロンド女性が真っ赤なワンピースを着て番傘をさしている。扉を背中合わせに、黒づくめの女性とサムライ(?)っぽい男性が立っている。草むらで美女二人が日本刀を持って物憂げな顔をしている……などなど、動画にはこうした「いかにもな日本的なシチュエーション」がいっぱい! タランティーノの『キル・ビル』的世界観が好きな人ならきっと気にいるはず!
日本の古典的な背景にモデルたちが着こなす「GUESS」の最新服。その意外性がよい意味でインパクトあってステキだと思うのですが……皆さんはいかが? 今回の撮影の看板やポスターはイタリアのフィレンツェなど欧州各国にも貼りだされるとのことで、海外からの反応も楽しみですね。
参照元:えびす屋、YouTube(1)(2)
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼「GUESS」14年ホリデーシーズンキャンペーンビジュアル用動画
▼すげ傘にデニムを合わせるって超・斬新!
▼誰かに追われてる的なイメージでしょうか
▼リアリティなさすぎるお花見
▼動画の最後ではGUESSのロゴマークとともに日本刀が!