先週2月5日(水)より開幕、11日(水・祝)まで開催中の第66回さっぽろ雪まつりに、「雪のスターウォーズ」なる作品が登場。その作り方の全工程が、公式サイトにて紹介されておりました。
同作品を手掛けたのは、陸上自衛隊。第11旅団第1雪像制作隊・第11特科隊・第11偵察隊・第11高射特科中隊のみなさまのお力で完成に至ったようなのですが、なんと言いますかこう、名前を並べてみると壮観ですね……！
【お正月明けから、早速作業開始！】
さっぽろ雪まつり開催日より、さかのぼること1カ月前の1月7日(水)。お正月が終わるや否や、さっそく雪輸送を開始されたみなさま。
【雪を運ぶだけで1週間を要します】
綺麗な雪を選んでは輸送、また選んでは輸送を繰り返すこと、1週間。1月14日(水)に雪積み作業を行い、そのまま2日間寝かせたあと、17日(土)からようやく作業開始です。いや～、準備するのもなかなか大変、体力も根気も消耗しそうですねぇ……。
【その後はひたすら荒削り＆彫刻作業】
その後は、重機などを用いてひたすら荒削り＆彫刻作業に没頭。24日(土)頃になると、やや全貌が見え始め、翌25日(日)には、帝国軍らしき姿が現れました。みなさんあと少しです、頑張って！
【開催前日、とうとう完成！】
途中、雨や暖気など、作業を中断せざるを得ないハプニングも発生したようですが、終始つつがなく進行。3日間にもおよぶ仕上げ作業を経て、開催前日の2月4日(火)、とうとう完成した「雪のスターウォーズ」はド迫力。自衛隊のみなさま、長い間お疲れまさでした！
雪まつりに登場する雪像は、毎年秀作ぞろい。その中でより目を惹く作品を生み出すためには、相当な時間と苦労を要するのだということが見て取れる、全工程は必見。もしも同所を訪れるのであればぜひ、本物を、間近でご覧になってみてくださいね。
参照元：さっぽろ雪まつり
画像：1枚目 Pouch、2枚目以降 さっぽろ雪まつり
執筆=田端あんじ (c)Pouch