世界にも多くのファンを持つ日本のポップカルチャー。なかでも、個性的なファッションで原宿を歩く女の子たちは「Kawaii」という言葉で表されることも多いです。
そんな「Kawaii」のルーツは実は江戸の女性たちにあるのではないか――? そうした観点から江戸時代の遊女や町娘、武家の姫君などの浮世絵を紹介する展覧会が、原宿にある「浮世絵 太田記念美術館」にて催されます。
きゃりーぱみゅぱみゅみたいな現代の原宿女子と江戸の女子たち、いったいどんな共通点があるんでしょう?
【カラフルで大胆な着こなし】
江戸時代の若い女性は、はなやかな振り袖を着て、髪飾りの数は多く、色も派手に……ととにかくにぎやかに装うことが多かったとか。カラフルかつ大胆に、というのは現代の原宿女子たちにもよく見られるファッションですね!
【ときには奇抜なメイクも……】
江戸時代のファッションリーダーでもあった高級遊女たちのファッションは豪華で大胆! 個性的な着物や奇抜なメイクにもあえて挑戦してたらしいです。中には紅を塗り重ねて下唇を緑色に発色させる「笹色紅」なんてものもあったそう!
たしかにこうして見ると、江戸時代の女性たちのファッション性って今の「Kawaii」系原宿女子たちと通じるところがあるのかも! 「江戸ッ娘 Kawaiiの系譜」展は3月1日~3月26日まで。興味をもった方はぜひ見に出かけてみて♪
参照元:浮世絵 太田記念美術館
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch