ここ最近、ネットを中心に大炎上中の、「ルミネCM問題」。
駅ビル型ショッピングセンターを運営する「ルミネ」によって発表されたのは、「ルミネが働く女性たちを応援するスペシャルムービー」第1話&第2話。
その後すぐさま、とりわけ第1話に登場する “女性蔑視” とも取れる男性の発言が、ネットで話題に。同作に関して怒りを表明するツイートがずらーーーっと、記者のタイムラインにも並んだことを覚えています。
【ツイッターの声】
「こんなCM見せられて、服買わなきゃってなるわけねーだろ」
「なんで! 職場で! 男が! 仕事内容に関係ない女性の容姿を! 『需要』とか言って! 女は頑張って容姿をそれに合わせないと! ならんのか!!!!!!!」
「彼女は変わったほうが良い。会社をね。まずはハローワークに会社都合退職の申請を」
「未だにこんなCM作って流しちゃうのか。いくら『○○ハラスメント』が話題になっても、単に話題になってるだけなんだなあ」
「これ、見てて吐き気しか湧かないんだけど、ルミネはこのクズの様な同僚男子に『需要』とやらを求めてもらうために、ルミネで服を買って着飾れと……そう仰るわけですか……??」
「絶望しか沸かないCMだなーほんと」
「フツーに仕事だけしていたらだめなんですかね! 女子は着飾らないといけないですかね! 需要ってなんだよ」
【あのビール店も騒動に言及】
さて、この騒動に発言したのが、ルミネのテナントにしてルミネと闘い続けてきたお店、新宿ビア&カフェ・ベルク。
【これまでルミネと闘い続けてきたベルク】
契約内容の変更をめぐって、両者は対立。以後 “立ち退きを求めるルミネ”VS“それに異を唱えるベルク” といった事態に発展、立ち退き撤回を求めて2万人に近い署名が集まるなど、お客さんをも巻き込んだ一連の騒動は、あまりにも有名です。
【抗議の電話に加えて、広告宣伝費の公表も】
同店の副店長は、自身のツイッターにて、ルミネエストと本社に対し抗議の電話を行った旨を告白。「マイナスCMはテナントにとっても迷惑」であることと、同店が支払っている広告宣伝費の金額をも公表(!)。
このように、多くの非難の声を受けたであろう結果、20日午後、「ルミネ」は公式サイトに謝罪文を掲載しました。なお現在、動画は非公表になっている模様です。
参照元: ツイッター 、LUMINE
執筆=田端あんじ (c)Pouch
【ルミネのCM】。ルミネエストと本社に抗議の電話をしました。テナントは自動的に広告宣伝費を取られます(うちは毎月32万円)。CMの内容は知らされません。こんなマイナスCMはテナントにとっても迷惑です。お客様に不快感と不信感を与えています。早急に真摯に対応を願います。
— Naoko SAKOKAWA 迫川尚子 (@SAKO_BER) March 20, 2015