仏壇や神棚、位牌……これらは、古くから私たち日本人と深く結びついてきたアイテム。けれど、死や信仰のイメージと結びついていることもあり、ちょっとアンタッチャブルな、気軽に扱えない印象がありました。
けれど、今回ご紹介するのは、これらにまったく別の機能や価値を付け加えた斬新なアイテムの数々。置き時計としての位牌、インテリアオーナメントとしての神棚、生活を潤す情報機器としての仏壇……ん? さっぱり意味がわからない、ですって? そうですよね、では実際にくわしく見ていきましょう!
【デジタル置き時計の「IHAI」】
位牌の美しいフォルムをインテリアに馴染むデザインに仕上げた置き時計「IHAI」。戒名の入る部分には、代わりにLEDデジタル表示で現在の時間が示されます。木を透過した柔らかな光に心がやすらぎそうですね。
【着せ替え可能な「KAMIDANA」】
白木のベースに紙製のリフィルが挿し込まれたインテリアオーナメント「KAMIDANA」。これ、リフィルを別のものに挿し替えることができるんです。たとえばワインや肉、果実などのデザインで五穀豊穣を表現したリフィル、七福神の吉祥モチーフのリフィル、稲荷神社モチーフのリフィルなどなど他にもさまざまなリフィルが展開予定だそう。神棚を着せ替える……これはこれまでになかった発想です!
【情報機器としての「BUTSUDAN」】
iPadなどのタブレットをセットして、(故人の)写真をスライドショー表示させる。位牌形の「World IHAI Clock」は二列表示の世界時計。ほかに香炉型のアロマディフューザーに和ろうそく型のLEDキャンドルと、「BUTSUDAN」がひとつあるだけで日々の生活が快適なものに! 「もちろん仏壇としてもお使いいただけます」って……むしろそっちで使えちゃうの!?
【空気清浄機「BYOUBU」】
屏風をモチーフにした空気清浄機。6つに曲がる形状は空気の流れをせき止めて受け流すという独特な考え方から生まれたもの。両サイドのファンから空気を吸い込んで、室内のチリやホコリを吸着してくれます。使わないときは畳んでしまえるというのも素敵!
これらのプロダクトのブランド名は「KITOKAMI」といい、4月20日からナショナルデパートのECサイトにて販売開始予定。和モダンなインテリアにも絶妙にマッチしそうなこれらのアイテム、海外でも非常にウケがよさそうですね。
参照元:KITOKAMI、PR TIMES
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼デジタル置き時計「IHAI」
▼着せ替え可能な「KAMIDANA」
▼レフィルを変えればまったく違うイメージに!
▼情報機器としての「BUTSUDAN」
▼空気清浄機「BYOUBU」