日頃、Amazonにばかりお世話になっているという方は、少なくないはず。かくいう記者もヘビーユーザー、重いものはもちろん、日常的に使用するあれこれまで、幅広~く活用させていただいております。
世界中にユーザーを持つAmazonが、驚くべき特許出願書類を米国特許庁に提出していたことが判明。同庁によって情報公開されたその内容とはなんと、ドローンで荷物を配送するサービス!
ドローンとは言わずもがな、最近日本のメディアをも騒がせている、無人での飛行が可能な航空機のこと。コレを使って配送……なにそれ、めっちゃ未来じゃん!!
【これって現実的なアイデアなの!?】
だけど……「ドローンで荷物を配達する」って、果たして現実的に可能なことなのかしら。だって現時点で我々が想像できる方法といえば、「空中で配送&目的地についたらそこへ放置」、くらいでしょう?
セキュリティー面はもちろん、荷物の破損がないかという点でも心配ですし、このあたり、どのように考えられているのでしょうか。
【ドローン同士、情報をやり取りするらしい】
出願書類に目を通してみると、「目的地までの情報をドローンにインプット」「ドローン同士互いに通信&配送環境に関する情報をやり取りして修正を図る」「飛行経路と予定着陸地点の安全を確認する」といった旨が。
ふむ、それならば天候など最新情報もキャッチしやすいでしょうし、現実的、かも。というか特許が出願されている時点で、Amazonさん、本気ってことですもんね。
【ツイッターの声】
とはいえまだまだ多くの課題がありそうな、ドローン配達というプラン。同時に、「とうとう未来キタか……!」と胸躍ってしまう注目のアイデアに、ツイッター上には次のような声が寄せられておりました。
「楽しみだ」
「ますます便利に」
「こんなもん世界中で面白半分にうちおとされるよね」
「安全性とかプライバシーとかは当然だが、頭上ブンブン飛ばれたら単純に不快」
「これ実現して欲しいけどなあ。自分で選択できて、GPSONで現在地に配達するオプションあると助かる」
「これすごいな。小売は物を売っていたら潰れる」
「これで配送したらど田舎でも当日配送できそう」
「サンタクロースに仕事がなくなる可能性がある」
「ドローン同士の物の受け渡しができたら飛距離制限とかもカバーできそうじゃないか」
「Amazonの配達ドローンは受取人のスマホの位置情報を追跡すると聞いて、真っ先にイメージしたのが、街中でドローンと追っかけっこする人の姿でしたw 」
【受取人に直接、迅速にお届け!】
そうそう、家やオフィスのみならず、スマホを通して受取人がいる場所へ荷物を届けてくれるらしいのよね、Amazonドローン。なおAmazon.com公式サイトによれば、同サービスの名は「Amazon Prime Air」。30分以内に商品を顧客の元へ届けるシステム(!)であると大々的に報告しており、こういった点においてもAmazonさんの本気度がうかがえます。
「これはSFではなく現実です」と語る、Amazon。そう遠くはない未来にここ日本でも導入されるかもしれませんし、今後の動向から、目が離せませんね……!
参照元: 米国特許庁 、Amazon.com 、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼車が入りづらい場所に住んでいる方にも良さそうですねぇ