セレブの街、白金台に「プラチナ ドン・キホーテ白金台店」がオープンしてから約2週間。はたして他の店舗とどんな違いがあるのか、潜入調査してまいりましたーー!
【外観からすでに違いが!】
まずお店を前にして驚いたのが、白と銀を基調とした外観。入口には熱帯魚の泳ぐ水槽まであって、黄色や黒を使った原色メインのドンキを思い描いていると、気が付かずに通り過ぎてしまいそう。
とはいえ、いったん店内に入ってしまえば、商品が所狭しと並ぶおなじみの光景が広がります。
……が、しかし! そこは“プラチナドンキ”なだけあって、取り扱っている商品にも明らかな違いが。
松阪牛を扱う「朝日屋」が入っていたり、野菜が置かれていたりするのもそうですが、塩やハーブティーの種類が多いなど、セレブが日常生活の中でこだわっているであろうアイテムが充実しています。そのコーナーだけ見ると、明治屋や成城石井といった高級スーパーにいるような錯覚を覚えるほど。
低炭水化物・高たんぱくの穀物でアミノ酸が豊富、アスリートにも人気とウワサの「有機キヌア」など、スーパーフードはもちろんのこと、なぜか干しイチジクが大人気のようで、やたらといろんな種類が取り揃えてありました。シロガネーゼの間ではイチジクがトレンドなのかしら……?
このほかにも、他のドンキではほとんど取扱っていないという、浅草のコーヒーとお茶の専門店「ユニオン」の商品がずらりと並ぶなど、ちょっとお高めの嗜好品の種類が豊富です。
一方、日用品の数は控えめで、メイク用品も小さなコーナーがあるのみ。タオルや食器などはシンプルなデザインのものが多いようです。
【お客さんの反応は?】
ちなみに記者が訪れた日は、オープンから1週間ほど経った頃。「そろそろ混雑も落ち着いた頃だし行ってみるか」と考えた近所の方々が訪れていたもよう。
「なんだか迷っちゃいそうね~オホホ」「これが24時間営業なんて便利だな」「わざわざ電車で来るほどではないかもね」などと、インタビューをせずとも周囲のお客さんが口々につぶやいていたのが印象的でした。
一方で記者は、セレブのみなさんが “初めてのドンキ体験” に少々興奮しているご様子に「そんなのとっくに知ってるもんね~」と思わず優越感を抱いてしまいました。まあ、こんなことでしか優越感に浸れないことこそ、庶民の証であることはいうまでもありませんが……。
また、「この曲、わずらわしいんじゃございません?」と指摘されたか否かは不明ですが、おなじみの「ドンドンドン、ドンキ~~♪」の店内ソングもかなり音量が控えめだった気がします。
ちょっとがんばって背伸びした感のあるドンキ。訪れてみると新たな発見があるかもしれません!
参照元:プラチナ ドン・キホーテ 白金台
画像・執筆=沢野ゆうこ(c)pouch
▼牛肉「特撰ロース」100グラム3,600円なり!
▼どれだけ干しイチジクの需要が高いんでしょうか……?
▼高価なお酒はショーケースに入っています。
▼セレブな食べ物、定番「マヌカハニー」も充実。
▼白金台ではカフェだけじゃなくてドンキもオープンエア仕様。
▼店員の制服はおしゃれに気を使ったチェックのシャツ。
▼買い物袋だって黄色ではなくプラチナ色というこだわりぶり。