先日、約200社の旅行会社が多彩な旅行プランを掲載している旅行サイト「トラベルコちゃん」が、今年5月の国内ツアー検索人気ランキングTOP20、そして人気急上昇の検索キーワードを発表。
国内ツアー検索人気ランキングは、1位が北海道・札幌、2位が沖縄・那覇・首里城、3位が同じく沖縄・石垣島と納得の顔ぶれ。
【人気TOP20の結果は想定内、かも?】
そのほかも北陸新幹線開通で注目が高まる石川・金沢(9位)に、定番の京都(13位)や博多(4位)、根強い人気の東京23区(8位)と意外性はさほどなかったので・す・が! 人気急上昇中の検索ワードランキング、こちらの結果がなかなか、興味深い内容になっているのよね。
【国内ツアー検索人気ランキング】
と、その前に。まずは国内ツアー検索人気ランキングの結果をご覧あれ。
1位 札幌 (北海道)
2位 那覇・首里 (沖縄)
3位 石垣島 (沖縄)
4位 博多・福岡 (福岡)
5位 恩納村 (沖縄)
6位 大阪市内 (大阪)
7位 宮古島・伊良部島 (沖縄)
8位 東京23区内 (東京)
9位 金沢 (石川)
10位 名護 (沖縄)
11位 東京ディズニーリゾート (千葉)
12位 北谷・読谷 (沖縄)
13位 京都市内 (京都)
14位 小樽 (北海道)
15位 広島 (広島)
16位 ユニバーサルシティ (大阪)
17位 函館 (北海道)
18位 仙台 (宮城)
19位 ハウステンボス (長崎)
20位 長崎 (長崎)
18位の仙台は、前回21位からランクアップ。これは5月1日、人気アイドルグループの仙台コンサート開催が発表された影響が大きいと予想されている模様です。そしてここからが気になる、人気急上昇のキーワード。
【検索ワード「世界遺産」がランク急上昇!】
圏外から8位へ上昇したのは、今年で開創1200年を迎える「高野山」。そして同じく圏外から9位へと上昇したのは、「北陸新幹線」。これら2つは予想どおりともいえるランクアップなのですが、最も注目しておきたいのは、79位から37位へ42ランクの急上昇をみせた「世界遺産」です。
【「明治日本の産業遺産」に対し世界遺産登録勧告が出されたことがきっかけ】
「世界遺産」は、もともと人気の高いキーワード。しかしながら、5月4日にユネスコの諮問機関イコモスにより「明治日本の産業遺産」の世界遺産への登録勧告が出されたことで、検索数が急激に上昇。なんと驚くべきことに、対昨年同月約256%の大幅増(!)となったんですって。
【正式登録ともなれば……】
この時点でこれだけアツい反応をみせるとは……。こりゃ6月下旬から7月上旬に開催される世界遺産委員会で正式な登録決定ともなれば、その人気ぶりがますます過熱しちゃうことは疑いようもありませんね……!
【「狩り」「果物」なども上昇ワードに】
そのほか個人的に気になったのは、76位から13位へとアップした「狩り」。「果物」というワードも90位から14位にアップしているため連動しているのでしょうが、一瞬ドキッとしちゃいます。
【日本のマチュピチュこと「竹田城跡」の名前も】
また750位から35位と脅威の上昇を果たした「白川郷」に、現れる雲海によって “天空の城” “日本のマチュピチュ” とも称される「竹田城跡」、世界的にも有名な「雪の大谷」など、気になるワードが続々登場する人気急上昇ワード一覧。
内容をすべて知りたい方は、公式サイトをチェック。もうすぐそこまで夏休みも迫っていることですし、国内旅行を計画中のみなさまは、こちらの結果、参考になさってみてはいかがでしょうか。
参照元:トラベルコちゃん
執筆=田端あんじ (c)Pouch