新潟県苗場スキー場にて開催される年に1度のロックのお祭り、「フジロックフェスティバル」。毎年レポをアップしている記者ですが、もちろん今年も行ってまいりましたよ~~~!!
開催日は、7月24日(金)から26日(日)までの3日間。前夜祭を入れたら、計4日間。
「台風がやってくるかも」との前情報に戦々恐々としていたものの、ふたを開けてみれば、3日間ずーーーっと “雨無し” 。ほんのり日焼け、加えて飲みすぎ&熱中症になりかけましたが、無事に帰ってくることができましたっ。
【今年のフジレポは4つのテーマでお届け☆】
今回のフジロックレポは、「アクト」「食」「穴場」「出会い」の4つのテーマでお届け。まずはロックフェスといえばなんといってもコレ、「記者が選んだフジロック2015ベストアクトランキング」を発表しちゃうぞ~!
【記者的ベスト5アクトはコレだ!!!】
*バンド名/ステージ名/ライブのあった日
5位 ビッグ・ウィリーズ・バーレスク・ウィリー・ゴーズ・レゲエ(米)/カフェ・ド・パリ/1日目
会場内の最も奥、ライブのほかポールダンスショーも観賞することができるこの場所は、記者にとってお気に入りのチルアウトプレイス。毎年素敵なダンサー達を従えてパフォーマンスしているこちらのバンド、今年はいつもと趣向を変えてレゲエやスカ、ラテングルーヴをメインとしたバーレスクショーを展開されておりました。
夏の空気とレゲエとモヒート(「カフェ・ド・パリ」ではフレッシュミントがたっぷり入った絶品を飲むことができるの!)。そして美しく豊満な美女たちが繰り広げる、セクシーなバ―レスクショー。これ、フジロックの幕開けには最高でしょ!
4位 レーヴェン(スウェーデン)/パレス・オブ・ワンダー/1日目
今年は連日明け方まで夜遊びを満喫した記者なのですが、初日と3日目の夜は、場外ステージ「パレス・オブ・ワンダー」で散々お世話になりました。そこで出会ったのが、こちらのバンド。
2003年にスウェーデン・ヨーテボリの路上で結成されたジプシーパンク・バンドである彼らは、ブラス・アコーディオン・ヴァイオリンら数多くの楽器を駆使して、観客を盛り上げに盛り上げる! そこから生まれる一体感はお祭りという場にこれ以上ないほどふさわしく、もうね、私は一目でファンになっちゃいましたよ。
3位 ギャラクティック・フィーチャリング・メイシー・グレイ (米)/フィールド・オブ・ヘブン/2日目
フジロックの癒し処、フィールド・オブ・ヘブンに登場した同バンドは、出発前から記者がお目当てにしていたアクト。ファンクにジャズ、ヒップ・ホップなど、様々なジャンルを融合。ジャズやファンク発祥の聖地ニューオーリンズを代表するバンドとなった彼らがゲストとしてフィーチャーしたのは、ハスキー・ヴォイスが魅力、ソウル/R&Bの歌姫、メイシー・グレイさん!
グラミー賞ノミネート歴6回、アルバム売上枚数は累計1500万枚という実績を持つ彼女もそれはそれは素晴らしかったのですが、ギャラクティックのパフォーマンスおよび彼らがアルバムのボーカリストに抜擢したというコーラスのおねえさんもまた、サイッッッコーにクールでした……!!
2位 デッドマウス(カナダ)/グリーンステージ/2日目
日本では “ネズミDJ” と呼ばれ親しまれているデッドマウスことジョエル・トーマス・ジマーマンさんのチャームポイント(?)は、頭部をすっぽりと覆うネズミの被りもの!
すっかり日も暮れたフジロック最大級のステージ、グリーンステージ。会場全体に鳴り響く低音にいてもたってもいられず、気づけば体が動いちゃう……! 野外で聴くエレクトロニック・ダンス・ミュージックの素晴らしさを身に染みて実感した、血沸き肉踊るパフォーマンスでした。惜しむらくは、3位のアーティストを観るために終盤ころ中座、最後まで観ることができなかったこと……。
1位 フー・ファイターズ (米)/グリーンステージ/1日目
もうね、1位はなんといってもこの方々です。元ニルヴァーナのドラマーであり、現在の音楽シーンを代表するロック・アイコン、ボーカル&ギターのデイヴ・グロールさん率いる、フー・ファイターズ!
その実績のすごさは、各自、後々調べてもらうとして……。記者が今回のライブを1位としたのは、なんといっても、デイヴさんの雄姿。少し前にステージから落ちて足を骨折したデイヴさん、彼自らデザインしたという特注の椅子&松葉づえ姿で、圧巻のパフォーマンスを見せてくれたんですよ~。「ステージから落っこちた瞬間VTR」までをも大画面で放映、怪我した過程を観客と一緒に振り返るという、なんともほっこりしたMCもよかった。
2時間にもおよぶパフォーマンスで、初日のトリを飾ってくれたフー・ファイターズに、デイヴさんに、心から大きな拍手を贈ります。そしてスペシャルゲストとして登場した、日本が世界に誇るオオカミバンド「MAN WITH A MISSION」のジャン・ケン・ジョニーさんにも拍手。暑い中本当にお疲れ様でした! ガウガウ!
【邦楽アーティストも素晴らしいステージを見せてくれたよ!】
そのほか邦楽アーティストでは、楽しいMCと切ないメロディーで会場をひとつにした星野源さんに、演奏途中に妖艶な水着(レオタード?)姿を披露してくれた椎名林檎さん。多くのヤングロックギャルたちがステージに熱視線を送っていたのが印象的だったワンオクロックのステージも、観てよかったステージのひとつ。
来年はどんなアーティストに出会えるのかしら……。今からすでに、楽しみで仕方がないお!
参照元:フジロックフェスティバル
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch