「ウィキッド」で人気のスティーヴン・シュワルツ氏による作詞作曲と、ミュージカル「シカゴ」などで知られる鬼才ボブ・フォッシー氏による演出と振付で、1972年にブロードウェイで初演。
当時トニー賞5冠に輝いた、ブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン(PIPPIN)」が、新たな演出を取り入れて、この秋日本にやってきますよ~!
【かつての舞台に新しい演出をプラス】
9月4日(金)から9月20日(日)まで、渋谷ヒカリエ「東急シアターオーブ」にて全21公演で上演される「ピピン」は、1972年上演の舞台を基にし、そこへサーカス・アートやイリュージョンなど、最新の演出を取り入れた進化版。
【2013年、ブロードウェイにカムバック!】
息をのむ新演出、迫力のダンス&歌、そして身体能力が高すぎる面々が繰り広げるアクロバティックなパフォーマンス。新たなかたちとなって、2013年、およそ40年ぶりにブロードウェイで上演された「ピピン」は、同年トニー賞でミュージカル部門・最優秀リバイバル作品賞を含む4部門を受賞しました。
【サーカスアクロバットを手掛けたのは……】
ボブ・フォッシー氏のスタイルを踏襲した刺激的なダンスと、シルク・ドゥ・ソレイユ出身のアーティストが手掛けたスリリングなサーカスアクロバット。
これらが融合し結実したのがこの舞台と聞いてしまったらもう、いてもたってもいられないっ。ここ日本で直接目にすることができる大チャンス、絶対の絶対に、逃さないでおくべきですぞ……!
【日本ではあまり知られていない大本命! 】
同劇場において6月に上演された「ジャージー・ボーイズ」、そして7月に上演された「天使にラブ・ソングを……~シスター・アクト~」。これらは日本でもすでに有名な作品ですが、「ピピン」はこの2作品に比べると、知名度が低いことは否めません。
【最後にたどりつく「幸せのかたち」とは】
しかし物語のテーマは、誰でも身に覚えのある、普遍的な「自分探し」。平凡な毎日こそが幸せ、それを頭では理解しつつも、一方で「平凡な人生なんてつまらない」という考えから逃れられないでいる王子・ピピンを通じて、若い頃に誰もが直面するであろう「自分探しの旅」を、シニカルな視点で描き上げた傑作、それが「ピピン」なんです。
人生を変える冒険と情熱に憧れる彼が、最後に辿りついた「幸せのかたち」とは……?
【楽曲&パフォーマンス&ストーリー、すべてにおいて目が離せないっ☆】
ストーリーも魅力的なら、マイケル・ジャクソンもカバーした名曲が数多く用いられた音楽も素敵。そしてパフォーマンスだってもちろん、いわずもがな!
今年の大本命、要注目な「ピピン」日本公演について詳細を知りたいあなたは、さっそく公式サイトをチェックしてみてくださいね~!!
参照元:ブロードウェイミュージカル「ピピン」オフィシャルサイト 、PR TIMES
執筆=田端あんじ (c)Pouch