年長者の意見は、聞いておいて損はない。しかしながら、自分より年下の人間の意見もまた、同じくらいに聞く価値がある。
本日みなさまにご覧いただく映像作品は、そんなことを思わずにはいられなくなる1本。カナダの公共放送局、CBCことカナダ放送協会のラジオ部門「CBC Radio」が制作した、「How to Age Gracefully(優雅に年をとる方法)」です。
動画サイトYouTubeに投稿されていた同作に出演しているのは、7歳から93歳の老若男女。彼らが自分より年下の人間に向けて行うアドバイスは、どれも興味深く、ハッとさせられるほどの感動をも兼ね備えています。
【印象的なアドバイス】
7歳から6歳へのアドバイス「早く行こうよ」
9歳から7歳へのアドバイス「変わりものであるべし(そのままでいい)」
19歳から18歳へのアドバイス「あなたは自分が思っているほど、醜くないわ」
47歳から36歳へのアドバイス「周囲の声を気にするのはやめなさい。彼らはあなたのことなんて、これっぽっちも気にしていないから」
51歳から48歳へのアドバイス「常に、真実を話せ」
72歳から53歳へのアドバイス「なにかを始めるということに、遅すぎるということはない」
85歳から72歳へのアドバイス「お金を使いなさい。でないとあなたの子供に使われちゃうわよ」
【その年齢だからこそ言える言葉に「ドキッ」】
これらは、動画内で語られているアドバイスの、ほんの一部。小さな子供に、少し大人になった青年、人生に翻弄されながらも進路を見出だし始めた20代から30代。社会のあれこれを知った中年、そして全てを経験した年配の方。それぞれの世代だからこそ言えるひと言に、いちいちうなずいてしまうわっ。
【20代へ向けたアドバイスも必見】
中でも20代へ向けられたアドバイスは、際立ってカオス。
【非常にバラエティーに富んだ内容となっております】
20歳へ「あなたの両親は、あなたよりも金利のいいクレジットカードを持っているわ」と忠告したり、28歳へ「ハードドライブのバックアップを取っておけ。今すぐ!」と忠告したり。
さらには21歳へ「もしも彼が『週末を過ごすための家を持っている』と話していたら、その人、結婚しているわ」と忠告したり。
まあどれも「わかる」のひと言に尽きるのですが、それにしてもバラエティーに富んでいますよねぇ……。
あなたがいくつであろうとも、すべての声に耳を傾けたくなる。必見の1本を、それではごゆっくりお楽しみくださいませ!
参照元:YouTube(CBC)
執筆=田端あんじ (c)Pouch