今年のハロウィンは、土曜日。週末ということもあって例年より盛り上がりをみせるであろうことは確実なこの日、東京・六本木にある国立新美術館が、非常に挑戦的な試みを実施する模様。
その名も、「美の饗宴 アートになりきり ハロウィン仮装コンテスト」。応募フォームにある指定画像のアートをモチーフに仮装し、ステージ上でなりきりパフォーマンスを実施。「世界の名画になりきって六本木の夜を盛り上がろう!」とのことなのですが……。
ラインナップされた名画一覧に、戸惑いを隠せない方が続出しているようなのであります。
【挑戦できそうなものもたくさんあるのですが……】
エル・グレコ「受胎告知」は、アメデオ・モディリアーニ「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」は、まだいい。ドレスやタートルネックのニットなど、探せば近いものがありそう。
岸田劉生「童女舞姿」は着物でおかっぱヘアーで、仮装しがいがあるってもんだし、ポール・ゴーギャン「かぐわしき大地」に関してはヌードだけれど、全身タイツを使えばどうにかなりそうだから(注:公序良俗に反するような仮装はNGです)、これも良しとする。
【モネ「睡蓮」ってどうなんすか!?】
だけど、だけど……! クロード・モネ「睡蓮」になりきるには、一体どうしたらいいの!? なぜそんな無理難題をふっかけるんですか、国立新美術館さま~!!
【ツイッターの声】
提示された衝撃のテーマに、ツイッターユーザーのみなさま始め、ネット上は騒然。「国立新美術館に試されている」「ハードル高い」などといった、 “ごもっとも” な声が上がっておりました。
【あなたの “腕” が試されています】
我々は試されているのですね……ならば想像力を駆使して立ち向かうしかないっ! もはや「睡蓮」に関しては、仮装というよりもパフォーマンスを重視して、 “体を張った大喜利” だと思って挑むべきだと思うのです、ええ。
【注:未成年の方は参加できません】
なおコンテストにエントリーできるのは、20歳以上の男女のみ。そのほか参加条件および注意事項は、参照元の公式サイトをチェック。
国立新美術館の挑戦状を真っ向から受け止めてやる。その覚悟ができたあなたはさっそく、応募してみたらいいと思うよ!
参照元:美の饗宴 アートになりきり ハロウィン仮装コンテスト
執筆=田端あんじ (c)Pouch