イスラエル東部にある都市、エルサレム。この街のVallero広場に設置されたのは巨大な赤い花!
……といっても本物の花ではなく、街灯のような太いポールの先端に真っ赤な天蓋(てんがい)がついたオブジェのようなもの。この天蓋はまるで傘のように広がり、行き交う人々の目を楽しませます。
青い空に咲いた赤い花……街の景観がパッと華やぐ素敵なしかけですが、これ、実はただのオブジェじゃないところに注目! さまざまな機能で人々の役に立ってくれるんです。
【日除けや雨除けに】
この巨大花は人が近寄ると感知して花びら部分を広げることができ、開くと直径9メートルもの大きさになります。エルサレムの熱い日差しや突然の雨などもこの下に入ればしのぐことができて、アラ便利。
【夜には街灯に】
そして夕方や夜になると花びらの中心部分が光ってライトに。街灯として街ゆく人たちをやさしく照らします。ライトを包む赤い花びらがゆらゆらと揺れ、とっても幻想的な雰囲気に……。
HQ Architectsというデザイン集団が手がけたお花の天蓋付きランプ。飾り気のない街が一気に華やかになり、まるで絵本の中の一ページかと思わせるような風景へと一変! 実用性がありながら遊びゴコロいっぱいのデザイン、皆さんも動画サイト「Vimeo」でご覧あれ。
▼なんて素敵なの! エルサレムの街に置かれた「巨大な赤い花」