米シアトルに暮らす黒ラブラドール・レトリバーのエクリプス(Eclipse)ちゃんは、現在2歳。週に数回バスに乗って、ドッグパークに通っています。驚くことに、たった1人ならぬ、たった “1匹だけで” 。
今や、街の有名犬。「彼女のことを知らないバスの運転手はいない」ほどの存在に!
【全部自分でできるよ】
ほかの乗客同様にバス停で待ち、バスに乗り、空いた席を見つけて座り、目的地に着いたらすみやかに降りる。あまりにもお利口なエクリプスちゃんは、今年の始めに多くの海外メディアに取り上げられ、その人気はワールドワイドなものとなりました。
【降りる場所を把握しているだなんてスゴイ!】
自宅がバス停のすぐ隣にあるとはいえ、飼い主さんなしでバスに乗り、目的地まで行くことができるとは、いやはやあっぱれ。降りる場所をきちんと把握していなければ、できないことよね。
だけど……彼女、一体なぜ、単独でバスに乗るようになったのかしら。
【待てない → もうアタシ1人で行く!】
海外サイト「KOMO News」および「9NEWS.com.au」によれば、きっかけは「飼い主であるジェフ・ヤング(Jeff Young)さんを待てなかった」こと。
ヤングさんがタバコを吸い終わるまでは、バスに乗ることができない。「早くドッグパークへ向かいたいのに……!!」と苛立ったのでしょうか、このときエクリプスちゃん、ヤングさんを残して衝動的にバスへと飛び乗ったのだそうです。
【ちゃんとドッグパークで降りていた】
その後、慌てて後を追ったヤングさん。目的地のドッグパークを探したところ、案の定、彼女はそこにいたのだとか。それ以来、飼い主さん無しでドッグパークへ行くということが、習慣化したみたい。
【超リラックスしてます】
動画サイトYouTubeに投稿されたABC Newsによる映像を観たところ、乗客たちは総じて、エクリプスちゃんを歓迎しているよう。「彼女がいるとみんなハッピーよ」とまで言われており、彼女自身も乗客とスキンシップをはかるなど、とてもリラックスしている様子です。
人間さながらにバスを乗りこなす姿、人懐っこい仕草に、胸がキュンキュン。犬なのに、ものすっごく自立してますね……!
参照元:YouTube(ABC News) 、KOMO News 、9NEWS.com.au
執筆=田端あんじ (c)Pouch