アメリカ・コロラド州エル・パソ警察署内。ひとりエレベーターに乗り込んだ、初老の男性。
手にしたiPhoneでおもむろにかけたのは、昨年 “ネイネイダンス” が世界中で大流行したSilento（サイレント）の「Watch Me （Whip / Nae Nae）」。「ここがオレのステージだ！」とばかりに、ノリノリで踊り始めたではありませんか！
【上司が乗ってきた途端……】
続いて乗り込んできた婦人警官も、彼につられたのでしょうか、やはりノリノリでダンス。しかし男性上司が乗ってきた途端に即、敬礼。「え？ なにもしてませんよ？」と言った表情でトボける姿がおかしくって可愛い！ その後、彼らは上司が降りるまで、直立不動状態を保ち続けたのでありました。まあ、そうなるよね。
【踊りまくっていたのは引退間近の副保安官】
こちらの男性は、勤続29年目で引退することになった、副保安官のTony Scherbさん。
動画のお茶目な印象とは裏腹に、非常に優秀な警官だったのだそうで、交通課に勤務していた際には名誉ある賞も受賞。それだけでなく奉仕活動にも熱心で、みんなから愛される存在だったようよ。
【署からの引退祝いでした】
このたび動画サイトYouTubeおよびエル・パソ警察署フェイスブックにて公開されたのは、そんなScherbさんの引退を祝うべく行われた「エレベーターで思う存分ダンスしてもいいよ！」企画の様子をとらえたもの。
署から、ダンスをしてもいいという許可が出ている。そんなわけなので、上司の前であろうがダンスを踊っても一向に構わないはずなのですが、やはりここは職場、カラダがそうさせてくれないのでしょうか？ 律儀に “気をつけ” の体勢を取っちゃう、Scherbさんなのでありました。
【ダンスパーティーは終わらない！】
さて、先ほどの上司がエレベーターを降りた直後、再び踊り始めたScherbさん。ほかの婦人警官たちと、前回よりもノリにノリまくってダンス・ダンス・ダンス！ そして別の上司が乗ってきた際にはまたもや、敬礼＆直立不動。
しかしこの上司は一緒にノリノリでダンスしまくり。予想外の展開に、Scherbさんもビックリしたようでしたが、すぐにダンス再開。エレベーター内がダンスパーティー会場と化したのでありました。
【ほっこりしちゃう】
いやあそれにしても、いい職場だし、いい同僚！ Scherbさんが広く深く慕われていたということがよくわかる、心温まるドッキリ映像でした。
参照元：YouTube（EPC Sheriff’s Office） 、Facebook（EPC Sheriff’s Office）
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼Scherbさんのソフトな踊り方が可愛らしい♪
▼長い間、お疲れさまでした！