いつの時代も夢見る女性が多い、婚約指輪とウェディングドレス。でも、時代によって人気や流行がそれぞれあるみたい。
今回YouTubeからご紹介するのは、婚約指輪とウェディングドレスの100年間の歴史を約3分で振り返る動画。薬指に光り輝く指輪に純白のドレス……皆さんはどの時代のものがお好み?
【1910年ごろ】
指輪は宝石もついていないシンプルなもの。この時代に、婚約指輪という存在が世に広く受け入れられるようになったそう。ウェディングドレスも今ほど装飾的でなくて、そっけなくすらあるほどです。
【1925年ごろ】
幾何学的なデザインの指輪が多かったのがこのころ。最近では女優のスカーレット・ヨハンソンが似たタイプの婚約指輪をはめていたそう。当時はウェディングドレスもこうしたテイストを取り入れたアールデコ調のものが人気でした。
【1935年ごろ】
指輪にプラチナが使われるように。ウェディングファッションのトレンドはまさかのパンツスタイル!? しかも超ロング丈! 1930年に世界恐慌が起こり、ファッションも保守的になった時代。その波がウェディングドレスにも及んでいたのかもしれません。
【1940年ごろ】
お花モチーフの婚約指輪が流行した時代。歌手・女優のマイリー・サイラスがリアム・ヘムズワースと婚約した際にもらった指輪も、この時代の雰囲気を感じさせる黄色のゴールドリングでした。
ちなみにデビアスが「ダイヤモンドは永遠の輝き」なるキャッチコピーでダイヤを婚約・結婚指輪の理想とするキャンペーンを始めたのは1947年。
【1950年ごろ】
彫り物の装飾をほどこしたホワイトゴールドの婚約指輪が登場。ウェディングドレスもレースがふんだんに使われAラインのふんわりとしたシルエットに。全体的に華美な感じになってきました。
【1960年ごろ】
ここでカラーの宝石を使った指輪がトレンド入り。有名なものでは、故・ダイアナ妃がチャールズ皇太子にもらった青くて楕円形のサファイアの指輪。今は同じものをキャサリン妃がつけているのをテレビや雑誌で見たことある人もいるのでは?
そしてこの時代に一大旋風を巻き起こしたアイコン的存在といえば、モデルのツイッギー。というわけで、ウェディングスタイルもツイッギーっぽいメイクとヘアスタイルにホットパンツ姿。ホントにこんな姿で結婚式した女性、いるのかな!?
【1970年ごろ】
ホワイトゴールドのリングにエメラルドカットのダイヤモンドがはめられた指輪がトレンドに。アンジェリーナ・ジョリー、ビヨンセなど中央に石がついた指輪を婚約指輪に選ぶセレブは多く、今も変わらぬ人気が続いているよう。
ウェディングドレスはまたまたボリューミーで女性的に。二の腕を見せるようになったのは新しい傾向です。
【1980年ごろ】
洋梨型のダイヤとイエローゴールドのリングの組合せ。これがこの時代にウケたみたい。ウェディングドレスはスカート部分がさらにフワフワでゴージャスに! ヘアメイクは当時大人気だったマドンナやシンディー・ローパーを意識してる!?
【1990年ごろ】
人気はマーキーズカット(楕円形の両端をとがらせるカット法)の指輪。キャサリン・ゼタ・ジョーンズがしていたのもこのタイプの婚約指輪。ウェディングドレスはうってかわってボディコンシャスなシルエットに。そして二の腕を全見せしているのが新鮮!
【2000年ごろ】
カップルの「過去・現在・未来」をあらわすという意味を込めて3つのダイヤを並べた指輪が話題に。なんと贅沢な……! キース・アーバンはこのタイプのカルティエの指輪をニコール・キッドマンに渡してプロポーズしたというエピソードも。
ドレスはデコルテをすべてさらけ出したベアトップタイプのドレスが主流に。
【2016年、今年は……?】
そして今年、2016年はというと……? ズバリ、「ヘイローダイヤモンドリング」! ヘイローとは「光の輪」という意味。ダイヤが一周ぐるりと取り巻いているデザインが今のいちばん人気で、ジェシカ・アルバやエイミー・アダムスといったオシャレセレブたちも選んでいるんですって!
そしてドレスのトレンドは……? ヘイローリングにもマッチしそうな素敵なウェディングドレスが出てきますよ~! ぜひ皆さんも動画を観て確かめてみて。
参照元:YouTube(Glamour Magazine)
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch