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トラックの窓から捨てられたのはゴミじゃなくて犬! ボロボロの状態で拾われたプードル「ルナ」のその後は…?

2016年4月24日

トラックから投げ捨てられたゴミ同然の “何か” 。よく見てみると、それはゴミじゃなくて一匹の犬だった……!

先日「Charlie’s Angels」という海外の動物愛護団体がFacebookに投稿したのは、こんな信じられないようなお話。

この後、この犬はどうなったのか? 今回はいくつかの幸運を得て幸せをつかんだプードル犬「ルナ」についてご紹介します。

【窓から投げ出されたのは……】

昨年のこと。動物愛護団体「Charlie’s Angels」のメンバーであるフローリが仕事帰りに目にしたのはこんな光景。

山中に流れる川にかかる橋を走っていた一台のトラック。その窓から放り出されたのは、なんと一匹の犬! いらなくなった犬を川に投げ捨てようとしたひどい輩がいたのです。

【ズタボロの状態だったルナ】

ところが幸いなことに、犬は川に落ちることなく橋の端に着地できたそう。そしてさらにラッキーなことがあったのです。それは、このトラックのちょうど後ろについていたのがフローリだったこと。

フローリは最初はゴミかと思ったものの、正体を知って驚愕。すぐさま獣医のもとへと連れて行きました。ルナは高熱を出していて極度の貧血や栄養不良の状態だったといいます。

それでも悲しいのは、トラックから捨てられてもなお、ルナはトラックを追いかけようと走っていたそう。どんな相手であっても、彼女にとってはかけがえのないご主人様だったのかもしれません。

【幸運が重なり……】

その後、寄せられた寄付金のおかげで、じゅうぶんな世話が受けられるようになったルナ。今では、彼女のことを愛してやまない少年がいる “5つ星” な家庭へと引き取られています。

Facebookにはルナの写真も投稿されていますが、毛も汚れボロボロの状態だったルナと、男の子に抱かれ元気そうな様子を見せる現在のルナは、同じ犬とは思えないほど! 手入れや愛情によってここまで変わるものなんですね。不幸な境遇にあったルナですが、これからは多くの人たちから愛されて過ごしていけることを願います。

参照元:Facebook Charlie’s Angels
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch


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