遥かなる宇宙の謎を解明すべく、日夜トレーニングに励んでいるカッチョイイ宇宙飛行士たち。一般人からすると、文字通り「雲の上の存在」であります。彼らが宇宙ロケットでミッションをこなしている最中に食べているものといえば、フリーズドライやレトルト食品。栄養バランスを考えた食品だとはいえ、食事としてはちょっと味気ない気も……。
そこで「パウチ状の宇宙食に、レストランのシェフがアレンジを加えたら?」という趣旨のオモシロ動画をYouTubeよりご紹介しましょう。食欲をそそる1品に仕立てる、シェフの手際の良さに注目です!
【宇宙食で何を作る?】
今回ご紹介するのは、ニューヨークに拠点を構えるメディア「WIRED」がYouTubeに投稿している動画「Award-Winning Chef Takes on NASA Space Food」。
米航空宇宙局「NASA」の宇宙食とパッケージの研究開発を担当するキッチンスタジオ「Space Food Lab」に、米セレブリティシェフのクリス・シェファードさんを招き、グルメな宇宙食を注文するという短編ドキュメンタリーです。
シェフは「タコスやブリトーでおなじみのトルティーヤ、ピーナッツバターソースのチキン、パイナップル」の3つのパウチを選び、調理をスタート!
【刻んで盛り付けるだけで、グルメな1品が完成】
「トルティーヤは本格的、チキンはスープ状ではあるものの香りと味は良い」と、宇宙食に対するシェフの真摯なコメントが印象的です。
まずはトルティーヤをパスタのように細切りにしてからお皿に盛り付け、ソース状のチキンをかけて、刻んだパイナップルにハーブを混ぜたものをトッピング。「唐辛子があれば尚よし」だそうです。
これで、イタリアンやフレンチの前菜のような1品があっという間にできました。とっても美味しそうなんですけど……!
シェフのアレンジにより、とってもオシャレな1品に仕上がった宇宙食。しかしながら、宇宙飛行中にはやはりパッケージから食べなくてはならないそうです。それにしても刻んで盛り付けるだけで、宇宙食が美味しそうに仕上がるとは驚きですね。
参照元:You Tube / WIRED、WIRED VIDEOS
執筆=sweetsholic (c)Pouch