スペインの都市・サラゴサの街角に現れたのは、1人の大道芸人。
スチームパンクテイストのドラムセットを使用して、彼は一体、どんな演奏を見せてくれるのか。ドキドキしながら見守っていると……ビックリ!
なんとこの方、ドラムから距離を取り、そこからドラムスティックを放り投げて、音を奏でているではありませんか! しかも投げたスティックはちゃんと手元にきれいに戻ってくる!!
【みんなの目が釘付けに】
主軸となるリズムをとるのは、足元に設置されたバスドラム。ペダルを踏んで鳴らします。手近にあるのはあとはシンバルだけ。
メインの演奏は、3つのスティックをジャグリングをする要領で投げることで行います。ドラムに投げつけられたスティックは、音を鳴らしたあと吸い込まれるように男性の手元に戻っていきます。その様は、まるで糸でもついているかのよう!
スティックを投げてきれいにドラムに当てるだけでも難しそうなのに、きれいに跳ね返ってくるスティックを取っては投げ、取っては投げして演奏をするその姿に、サラゴサの人々も興味津々といった様子です。
【再生回数がすごい】
ユーザーJose Enguitaさんによってフェイスブックに投稿されたこちらの映像は、わずか10日ほどで再生回数161万回超えを達成! 視聴者からは「こんなに気高く立派で、なおかつ穢れのないミュージシャンがいたなんて!」といった称賛コメントが寄せられておりました。
【有名なパフォーマーのようです】
パフォーマンスを行っていた男性は、おもに大道芸と楽器演奏を組み合わせたパフォーマンスを行っている、Fuman Musicolocoさんという方。ピエロをイメージした格好でユーモラスに演奏する楽器は、先に挙げたドラムやシンバルのほか、ホーンやベル、ピアノなど多岐にわたります。
幻想的な世界観と卓越したテクニックにより、これまで数多くの賞も受賞しているという彼の見事なパフォーマンスを、それではさっそくお楽しみくださいませ!
参照元:Facebook / Jose Enguita、Fuman Musicoloco [公式サイト、YouTube]
執筆=田端あんじ (c)Pouch