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吉野家の歴史はここから始まった! 笑えて泣けるCM「吉野家 築地一号店物語」のこだわりっぷりがスゴイ

2016年6月11日

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6月2日(木)より放送されている吉野家CMの新シリーズ「吉野家 築地一号店物語」、あなたはもう、ご覧になりましたでしょうか。

今年11月、豊洲新市場へ移転する築地市場。これに伴い幕を閉じる「吉野家 築地一号店」を舞台としたストーリー仕立てのCMは、現在テレビで放送されているほか、YouTubeでも配信中です。

【スタッフもキャストも豪華すぎ!】

監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手がけた山崎貴さん、脚本を担当したのは人気ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一さん。

主要キャストは、今をときめく菅田将暉さん、そしてピエール瀧さん。監督いわく「隠れ昭和顔の役者さんが集結した」こちらのCMシリーズは、全4作。細部にまでとことんこだわり抜かれた、見ごたえ満点の作品となっています。

【気合い入りまくりなセットにご注目】

全編に流れる大らかな空気、活気あふれる食事風景、そして出演者たちの柔らかな表情。見どころを挙げればキリがありませんが、特に注目すべきは、当時を知る人々の記憶を頼りに作り上げたという、吉野家築地一号店のクオリティー!

【セットというレベルを超えてます】

「タイムスリップ感」にこだわったというだけあって、雰囲気は昭和30年代そのまま。

店のカウンターには当時の素材ではなく「米松」をあえて使用。1本の木を買い、そこから割いて(!)作っているのだそう。また、セット内に置かれている爪楊枝には、創業者のこだわり「黒文字楊枝」を使うなど、妥協は一切ありません。

さらに、セット全体にあえて強めな汚し(エイジング)を施しているのだそう。画面のすみずみまで、じっくりご覧になってみて。

【築地市場への感謝を込めて】

「今の吉野家があるのは、築地市場に第一号店を構えたからに他ならない。厳しくも温かく見守ってくれた築地市場への感謝の気持ちを形にしたい」と語るのは、吉野家の代表取締役社長の河村泰貴さん。

熱い思いの元に制作されたCMを見ていると、笑えてちょっぴり泣けて、そしてお腹が空いてきます。吉野家ファンでなくても必見よ。

【お客さんたちにも役名があるんだって】

今回の「吉野家」CMはストーリー仕立てになっていて、現在公開されている「牛丼100年篇」のほか、続編が随時公開される予定とのこと。今後も期待できそうです。

記者(私)は、主要キャストのみならず、カウンターにずらりと座った常連客たちにも、ちゃんと役名がある点に感動。監督いわく、この方々も総じて「隠れ昭和顔」なんだそうですよ。ぜひ公式サイトでチェックしてみてね!

参照元:Enjoy! 吉野家PR TIMES
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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