ビールの原料と聞いて、まず頭に思い浮かぶのは麦芽とホップ。
しかしこのたび、クラウドファンディングサイト「Makuake」に登場した「奈良ひのひかりビール」の原料は、なんとお米。
しかも、そんじょそこらのお米ではなくて、平成22年から27年まで、6年連続で食味ランク最高ランクの特Aを受賞している、奈良県のお米「ひのひかり」を使用しているんだって!
【奈良県が「日本酒発祥の地」って知ってた?】
「奈良ひのひかりビール」プロジェクトを立ち上げたのは、奈良県ならではのクラフトビール醸造を目指しているという「ゴールデンラビットビール」。
なんでも奈良県は「日本酒発祥の地」と言われているらしく、お酒の醸造も盛んに行われているんですって。
ですが正直、奈良に対して、酒どころというイメージを持っていなかったという方が大半なのではないでしょうか。
【奈良県の現状】
実際のところ、現在の奈良県内の飲酒消費量は、全国最下位。そして飲食店数も全国最下位という状態なのだそう。
けれども、最下位だからこそ、このライスビールを通じて、奈良の食材および食文化に興味を持ってほしい。このような考えのもとに、今回のプロジェクトが発足されたみたいよ。
【どんな味がするんだろう?】
「奈良ひのひかりビール」の特徴は、通常のビールと異なる “クセのない口当たり” 、 “ほのかなホップの香り” 、そして苦みの後に広がる “「ひのひかり」の旨味” とのこと。
注目すべきは、今回は試験的な醸造ということで数量も少なく、Makuake出資者だけの限定醸造になるという点です。
330ml瓶換算で、2000本相当で終了と、かなりレア度は高め。1本あたり800円と、市場に出回るビールと比較すれば、やや高価な印象ですが、それだけの価値は十分にありそうよ。
【来年の2月が待ち遠しいっ♪】
ちなみに、精米準備と醸造タンクの使用予定が一杯のため、醸造がスタートするのは2017年1月頃で、手元に届くのは2月頃の予定。もっとも安価な支援コースは、税込4500円のコースとなっているようです。
先着50名限定というこのコースのほかにも、ピルスナービールとの飲み比べセットなど酒飲みにはたまらない魅惑のコースがたくさんあるので、気になった方はさっそく、参照元のサイトをチェックしてみてね♪
参照元:Makuake
執筆=田端あんじ (c)Pouch