先日、記者(私)が足を運んだマレーシアで「タイガー・ホワイト」というビールを見つけました。インパクトのある白とゴールドのラベルに描かれた、白いタイガーがとっても印象的。
東南アジアを中心に世界中に出回っている、青いラベルの「タイガービール」との味の違いが気になるッ!! そこで早速、購入してみることにしました。
【ホワイトタイガーのように希少価値が高い!?】
昨年11月にマレーシアで誕生した「タイガー・ホワイト」は、シンガポール生まれの「タイガービール」(青いラベル)の姉妹品です。
しかしながら、東南アジアを中心に世界中に出回っている「タイガービール」とは異なり、タイガー・ホワイトは現在マレーシアにしか出回っていないというもの。
ラベルに描かれた動物のホワイトタイガーと同じように、希少価値の高いビールなんですよ!
【女性が好みそうな、ふんわり優しい味わい】
タイガー・ホワイトは、主原料の小麦麦芽にクローブ、コリアンダー、オレンジピールを加えて作られたというビール。
グラスに注ぐと、少し濁ったような黄金色。柑橘系果物を思わせる、よい香りがします。
試飲して見ると、とてもまろやかな口当たり。青いタイガービールが後味スッキリ系なのに対して、タイガー・ホワイトの後味はほんのり甘く、女性が好きそうな味。スパイシーな東南アジア料理よりも、マイルドな欧米料理に合いそうな雰囲気です。
一緒にテイスティングした中華系マレーシア女性たちからも「タイガービールより、マイルドで飲みやすい!」と好評でした。
【マレーシア国内で購入可能】
タイガー・ホワイトはマレーシア国内のスーパーやコンビニなどで入手可能です。首都クアラルンプールやペナン島など外国人の多い場所では入手しやすいのですが、首都や観光地を離れると、なかなか見つかりません。
ちなみにお値段は9〜11マレーシアリンギッド(約235〜290円)。現地の物価からすると高価です。
東南アジアで広く飲まれているビールは、トロピカルな気候でグビグビ飲めるラガータイプのものが主流のなか、「アジアの小麦ビール」を主張しているタイガー・ホワイト。今後、日本でも注目される日が来るかもしれません。ホワイトタイガービール、かなりウマイです! もし旅行などで見かけたら、ぜひお試しあれ。
参考リンク:Tigerbeer、Facebook
取材・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch