アイスクリームを食べるときに悩ましいのが、アイスが溶けて手がベタベタになること。それがイヤで、コーンではなくカップを選ぶ人も多いのでは?
今回ご紹介するのは、そんな問題を解決してくれるという「Drip Drop(ドリップ・ドロップ)」。以前 Pouch の記事で紹介した動画では、お弁当の紙製カップをアイスの棒に刺して防止するというライフハックが載っていました。
この「ドリップ・ドロップ」は、いったいどんな発明で「アイスで手がベタベタ問題」に打ち勝ったというのでしょうか!?
【なんで手が汚れないの?】
この「ドリップ・ドロップ」、簡単に言ってしまえば、普通のアイスクリームコーンにはめる円盤状のワッフル。アイスクリームが溶けてきても、ワッフル生地が受け皿のようにカバーしてくれるというわけ。
たしかにこれなら安心してアイスクリームを食べることができますね! 最後にワッフル部分も食べちゃえばゴミにもなりません。
そしてもうひとつ素敵なのは、アイスクリームの見た目も可愛くしてくれるところ。チョコソースでお絵かきしたり、チョコスプレーなどでカラフルにデコレーションすればパーティー仕様にもなっちゃいます!
【少年たちが鬼投資家たちをもうならせる!】
「ドリップ・ドロップ」の発案者は、サム君とオリバー君という幼稚園からの親友2人組です。今から5年前の2011年、当時10歳のときにこのグッズを考案。その後、2016年に「Shark Tank(シャーク・タンク)」というアメリカの人気テレビ番組でこのグッズをプレゼンしました。
この番組、昔日本でやってた『マネーの虎』のアメリカ版なんですが、サム君とオリバー君は最年少起業家として百戦錬磨の投資家たちをもうならせ一躍脚光を浴びたんです。
【この発想、子どもならでは!?】
幼いころからの親友ふたり組が10歳にして考えついた発明品「ドリップ・ドロップ」。「たった10歳の子どもが!」と驚くかもしれませんが、これこそ子どもならではの柔軟な発想のたまものといえるのではないでしょうか。
参照元:Drip Drop [公式サイト、Instagram]
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼アメリカの人気番組「Shark Tank」。サムとオリバーが出演した回
▼鬼投資家たち、感心するの図。アイスクリーム持つととたんに可愛く見えますね
▼ドリップ・ドロップがあるとないとではこんなに違う!
▼こうやってデコレーションすると可愛い! パーティーなどにもいいよね
▼こちらがサム君とオリバー君。小さいころからの親友ってええね