フランスおよび周辺国で行われている自転車プロロードレース、「ツール・ド・フランス」。こういった大会に出場している選手たちは、なるべく風の抵抗による減速の影響を受けないよう、身をかがめています。
しかし当たり前のことですが、ペダルをこぐ足や、サドルに乗せた胴体全体で風を受けてしまいます。この問題をクールな方法で解決した人物の動画が、フェイスブックで注目を集めているようなんですっ!
【大変! どんどん抜かれていってる!】
マイケル ・グェッラ(Michael Guerra)さんは、ただいま自転車ロードレースの真っ最中。先頭を切って走っていたところ、後続の選手たちに次々と追い抜かれてしまいます。
【スーパーマンみたいな体勢でゴボウ抜き】
なんとか挽回しなければ。そう考えたグェッラさんはとっておきの方法で、ピンチを回避。
なんと両足を後方に投げ出し胴体をサドルに乗せて、全身をピンとまっすぐな状態に。その姿はまるでスーパーマンのよう、風の抵抗を一気に取り去ったグェッラさんは、あっという間に前方にいた選手たちをゴボウ抜きしてしまいました!
ついでにそのまた前方を走っていたオートバイも抜き去って、どこか満足げな表情のグェッラさん。最終的には体勢を元に戻して、何事もなかったかのように、自転車をこぎ始めたのでした。
【事故が起きなくてよかった……】
つーか、いくらなんでもこの方法、無茶しすぎでしょ。どこかにぶつかりやしないか、転びやしないか、ちょっぴりヒヤヒヤしちゃいましたよ本当に。
【注:実際のレース映像ではありません】
海外サイト「Men’s Journal」によれば、実はこちらの動画、イタリアのリミニに拠点を置くバイクショップ「Dafne Fixed」による広告なのだそう。実際のレースをとらえた映像ではないので、良い子のみなさんは決してマネしないようにしてくださいね。
「その手があったか!」と膝を打ちたくなるアクロバティックな走法を、それではさっそくご覧になってみて。
参照元:Facebook、Men’s Journal
執筆=田端あんじ (c)Pouch