シンプルで清潔そうなキッチンに広々としたベッドルーム。モグリさんとフェリックスさん夫婦のお宅を拝見すると、思わず誰もが「こんなおうちに住みたーい!」と思ってしまうはず。
このオシャレなおうち、いったいどこに建っているのかって? 実は彼らが住んでいるのは、住居としてリメイクしたスクールバス! 彼らはこの改造バスでアメリカ大陸を旅しているんです。
【スクールバスを改造】
“車のような家”といえばトレーラーハウスが思い浮かびますが、モグリさんとフェリックスさん夫婦が使っているのはスクールバス。もとは乗客用の座席がついていましたが、それらをはずし床板を張り替え、自分たちが住めるように改造。これが想像するよりもずっと快適そうな住まいになっているんです。
【どんな住まいになってるの?】
入口から最初に見えるのはキッチン。コンロにシンク、トースターにコーヒーメーカーまであり、これならちょっとした料理も余裕でできますね。調理台もけっこう広い!
続いてリビング。ここには横長のソファが置かれていますが、夫婦でくつろいだり、ペットのワンちゃんの寝床になったりしているとのこと。
もちろんトイレやシャワールームもあります。トイレは“composting toilet”(日本ではバイオトイレとして知られている)というタイプのもので、水をまったく使わず微生物の活動によって排泄物を分解してくれるのだとか。
最後に寝室ですが、ベッドはなんとクイーンサイズ! 広々していて窓からは明るい光が入り、とっても心地よさそう! しかも、天井の小窓を開けると星が見えるんですって。クローゼットはないけれど、ベッドの下の引き出しが洋服をしまう収納スペースとなっています。ちなみに、生活に必要な電力はソーラーパネルを利用して供給していると話していました。
【スクールバスでの夫婦旅】
いかがでしょう? この住まい、私がひとり暮らしをしていたワンルームマンションよりよほど住み心地よさそうなんですが……。
運転席部分は元のままなので、ハンドルを握ればもちろんそのまま移動も可能です。こうしてスクールバスで寝起きしながら、アラスカからどんどんと南のほうへと旅を続けているフェリックスさん夫婦。YouTubeのチャンネル「Expedition Happiness」ではふたりの道中の様子、旅先の景色などを観ることができるので、皆さんぜひチェックしてみて!
参照元:YouTube
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch