お正月や鏡開きのお餅がまだなくならない、普通の食べ方にはとっく飽きて変り種もいろいろ試したのに……。この時期、わりとよく聞くお悩みです。
そんなときに役立ちそうな、ちょっと斬新なお餅のいただきかたをご紹介します。
グラタンやシチューなど洋風料理に加えてもおいしいお餅だけど、意外なことに(?)エスニック料理にもよく合うんです。パクチーやナンプラーとの相性だって、バツグン!
サントリーの公式レシピサイト「レシピッタ」に、パクチーたっぷりの「エスニック風 餅チーズぎょうざ」が掲載されています。いったいどんな感じなのでしょうか、実際に作ってみることにします。
【材料】
用意する材料は、切り餅、ぎょうざの皮、溶けるタイプのチーズ、パクチー、サラダ油、スイートチリソース、湯、レモンの8点。
【作り方】
1. 切り餅は棒状に切る。パクチーは葉と茎を分け、茎はみじん切りに。
※お餅は薄く、小さめにカットすると包みやすくなります。
2. 餃子の皮の中央にチーズ、切り餅、パクチーの茎の順にのせる。皮のふちに水(分量外)を塗り、棒状に包みます。
3. サラダ油を熱したフライパンにぎょうざを並べる。湯を入れてフタをし中火で焼く。餅がやわらかくなったらフタを外して弱火にし、水分が飛ぶまで焼く。
4. スイートチリソース、パクチーの葉、カットレモンを添えればできあがり!
【和洋中泰が織りなす味】
日本のお餅、西洋のチーズ、タイ料理でおなじみのパクチーにチリソースを使った中国系のぎょうざ。世界がコラボしたぎょうざっていう感じ! そのどの要素も主張しすぎることなく、ほんわかした感じにまとまっています。
カリカリもっちりシャキシャキといった、いろんな食感が楽しめるところもステキです。もしひと味足りない、と感じたら、ベーコンやハム、あるいは明太子などをプラスするとよさそうです。つけだれにしょうゆと香醋(中国の黒酢)を用意するなどしてエスニック感を高めるのもアリ!
【おまけ:ぎょうざの皮が破れてしまったときの対処法】
ところで、ぎょうざの皮でお餅を包むのは思いのほか難しい……。写真には収めませんでしたが、記者(私)はいくつか失敗しました。そしてうまく包めなかったものは、ニラまんじゅうのように丸く包んでみることに。すると、歯ごたえが加わり、おいしくできました。
失敗は成功のもと、もしぎょうざの皮が破れてしまったときには、丸く包んでみましょう。ぎょうざに負けず劣らぬおいしさに仕上がるはずですよ。
参照:サントリー レシピッタ
調理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch