松本伊代さんと早見優さんが線路内に無断で侵入して書類送検された、というニュースが世間を騒がせています。
ふたりは京都市内のJR山陰線の線路で写真をパシャリ、ブログにアップ……これが鉄道営業法違反ということで警察沙汰に。2人とも会見を開き謝罪することになってしまいました。
そんな中、銘酒「宗玄」で知られる石川県の酒蔵・宗玄酒造のツイートが注目を集めています。なんでも「侵入しても問題のない線路」があるのだとか……どうしても線路内に侵入したい系のオトメは必見です!
【「奥のとトロッコ鉄道」って?】
宗玄酒造のツイートによると、線路内への侵入がOKなのは「奥のとトロッコ鉄道」。
トロッコの鉄道だから侵入してもいいってことかしら? そもそも、ホントに侵入してもいいの? よく分からなかったので、宗玄酒造に聞いてみることにしました。
宗玄酒造の担当者によると「奥のとトロッコ鉄道」は、2005年に廃線となった旧国鉄「のと鉄道能登線」の一部を活用したもの。
観光と地域活性化を目指し、廃線跡を宗玄酒造が買い取って線路を再敷設。旧恋路駅から旧宗玄トンネルまでの約300m区間で、足こぎ式トロッコを走らせています。
【線路に侵入したいなら石川県へ】
ホントに侵入してもいいのかを確認したところ、「12月から3月まではトロッコが走っていないので、自由に出入りができます」とのこと。
また、それ以外のシーズンも「この路線を使うのは、そのときトロッコに乗車しているお客様のみです。ですので、トロッコから降りて線路上を歩いてもらうことも可能です」と教えてくれました。
なるほど~、トロッコが走っていない時期は、自由に線路内への侵入がOKなのか!
ちなみに、トロッコの料金は1回500円で事前予約制。区間内の旧宗玄トンネルでは、宗玄酒造が北陸地域初の日本酒のトンネル貯蔵に取り組んでいるそうです。どうしても線路に侵入したくて、しかも日本酒が大好きだったら、まさに一石二鳥のスポットですネ!
参照元:Twitter @sogenshuzou
Photo:宗玄酒造, used with permission
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch
どうしても線路内に侵入したい方、奥のとトロッコ鉄道にお待ちしております。なんと日本酒試飲後にも侵入可能です!https://t.co/iodOTZqD8x #線路侵入 pic.twitter.com/nxJfEpmwNQ
— 宗玄酒造株式会社 (@sogenshuzou) February 13, 2017