先日、居酒屋でひとりで飲んでいると、隣のイケメン男性(全然知らない人)が、こんなことを言っていました。
「チャーシューを上手につくれる人と結婚したい」
そのイケメンの母親はものすごーくチャーシューを作るのが上手だったらしい。そうか、チャーシューが作れたらイケメンと結婚できる可能性が広がるのか。ならば私は、あなたの食べたいチャーシューを作りたい!! (そして私も食べたい)
……しかしチャーシューってどうやって作るの? ラーメン屋でしか見たことないし、作るのも時間がかかりそう。
いろんな意味で時間のない私は、早い・簡単・美味いチャーシュー作りを調べました……そして、できました! 火さえ使わない超カンタンな、だがしかし超絶にウマいという素晴らしいチャーシューの作りかた!!!
※ここでいう「チャーシュー」とはラーメン屋さんで出される「煮豚」系のものをさしています。
【豚こまでつくるチャーシュー】
チャーシューは豚ブロック肉で作ることが多いのですが、「豚こまチャーシュー」は、読んで字のごとく豚こま肉を使います。
作り方はものすごく、ものすごく単純。
豚こま肉をラップでグルグル巻き、電子レンジでチンすれば完成!というラーメン屋さんもびっくりなレシピなのです。
【材料】
・豚こま肉:300グラム
・砂糖:大1
・塩:小1
・コショウ:少々
・酒:大1
(漬けるときに必要な分)
・醤油:大2
【作り方】
1, ボウルの中に豚こま肉、砂糖、塩、酒、コショウを入れてモミモミ
2, ラップに幅の広いこま肉を並べて広げ、余った肉を真ん中に乗せる
3, 肉を巻き寿司のように、くるくると巻く(しっかり巻くのを意識)
4, 500Wのレンジで2分加熱、さらにひっくり返して2分加熱
5, 醤油の入った袋に肉を入れて空気を抜き、20分ほど漬け込む
6, 完成★
【うまぁぁぁい!!】
見た目は文句なしにチャーシューそのもの。しかし、真の正体はこま肉。お箸で持ち上げた瞬間に、こま肉がポロポロと崩れ、正体があらわれるのでは……と心配していたのですが、いっさい崩れませぬ。
そして気になるお味のほうは……うまぁぁぁい!! たった30分ほどで完成したのに、やわらかく、ジューシー。これをバーナーで炙ったら、香ばしいかおりがついて、もっと美味しくなるだろうなぁ。
【ジューシもサッパリも作れる】
この「豚こま肉チャーシュー」なら、巻く肉の部位次第でジューシー系もサッパリ系も可能です。
ジューシーなチャーシューが食べたい時は、脂身の多いこま切れ肉を使い、サッパリ系が食べたい時はもも肉を使うなどして、簡単に食感を変えられるのです。
【結婚できる味がする…】
味もよし、時短でつくれる、そしてダイエットを気にしていれば赤身肉でもつくってあげられる! この気配りっぷり、きっと結婚できる、いや、結婚できる味がする!!……と、独身女子は思うのでした。
料理の作り方は動画でもチェックしてね★
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch