いま海外で、日本酒人気が加熱している様子。日本酒造組合連合会の発表によれば、2016年の日本酒輸出額は約156億円と、10年前の2.6倍に増加しているのだとか。
海外の日本酒人気が本当なのか確かめるべく、さっそくインスタグラムをチェックしてみることに。すると「#sake」というハッシュタグを中心に、たくさんの日本酒に関する投稿を見つけることができました。
【世界に広がる「日本酒の輪」】
ハワイやブラジルのリオ、台北などで日本酒を楽しんでいる様子の外国人のみなさん。ワイングラスに注いだり、日本酒の瓶自体を樽のようなものに入れて冷やしたり(ワインクーラー的な?)とオシャレに楽しんでいる様子は、今すぐにでもマネしたくなります。
米が原料だけに「ライスワイン」とも呼ばれている日本酒ですので、ワインのように楽しむのは定番スタイルなのかも?
【和食がユネスコ無形文化遺産に登録されて追い風に】
そういえばその昔ヒットした海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』にも、NYの寿司店でSAKEを楽しむシーンが出てきたような……。飲み口もいいですし、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」との相性も抜群。人気が出たのは必然ともいえるかもしれませんねぇ。
【日本酒について伝える海外サイトも】
日本酒の人気がワールドワイドに広がっていっていることは、日本人としてなんだか誇らしいです♪
東京の最新情報や日本文化について発信している海外サイト「Savvy Tokyo」では、純米大吟醸や純米酒など日本酒の種類について詳細に説明していて、なるほどこれはわかりやすい!
また「冷酒」「ひや」「熱燗」といった飲み方に関する記載やマナー、東京都内にある日本酒の名店5つも掲載されているので、新たな視点から日本酒の魅力を知ることができます。
全編英語ではありますが、日本酒が飲める名店などところどころローマ字表記で書かれているので、お時間のある際はぜひご一読を。はー、日本酒の話してたらキリッと冷えた日本酒が飲みたくなってきちゃったわ……。
参照元:プレスリリース、Instagram #sake、Savvy Tokyo
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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