集英社「別冊マーガレット」で1996年から2003年まで連載されていた河原和音さんによる大ヒットコミック『先生!』が、広瀬すずさん主演で実写映画化。2017年10月28日に全国公開されます。
これに先がけ、10月2日にYouTubeで公開されたのは、スピッツが映画のために書き下ろした主題歌『歌ウサギ』のスペシャルショートムービーです。
実写映画『先生!』の三木孝浩監督自らが撮影。不器用でまっすぐな女子高生・響(ひびき)を演じる広瀬さんが全編に渡って出演しているのですが、ムービーは「映画で描かれる物語のその後、高校を卒業した後の響」をイメージして作られているんですって。
【『先生!』ってどんなお話なの?】
響が高校2年生のときに出会ったのは、口下手だけど生徒想いな世界史の教師、伊藤(生田斗真さん)。
少しずつ心の距離が近づいていく中で、気がつけばどうしようもなく先生のことが好きになっていた響。思い切って恋心を打ち明けるものの、「気持ちには答えられない」と言われてしまいます。でも伊藤の胸の中でも少しずつ、響に対する想いが強くなってきていて……。
『先生!』のストーリーを大まかに言うと、こんな感じです。
【広瀬さん&三木監督からコメントが届いているよ】
今回公開されたムービーについて、広瀬さんは「高校を卒業した後の響ちゃんを演じましたが、私もこの春卒業したばかりで学生時代撮った『先生!』は想い出がたくさん詰まった作品」とコメント。
一方の三木監督は、「もしすずちゃんが『歌ウサギ』を聴きながら、かつて自分がいた場所をたどることができたらとっても素敵だなぁと思ったのが、今回のスペシャルムービーを作りたいと思ったきっかけでした」と話しておりまして、2人の言葉どおり、熱い想いがひしひしと伝わってくるようです。
想い出いっぱいの教室や廊下を歩き、愛おしそうにロッカーを撫でる広瀬さんは美しく、透明感にあふれていて、つい見入ってしまいます。主題歌にこれ以上しっくりくる映像があるでしょうか、いや、たぶんない!!!
【それにしても原作のイメージにピッタリだなぁ】
原作の『先生!』は響と伊藤の人柄の良さなのか、それとも原作者・河原さんが作り出した清涼感ある世界観のせいなのか、2人の気持ちに共鳴しドはまりしてしまう名作漫画です。わたし的には、ショートカットの広瀬さんは響のイメージにぴったり!
また生田さんも、背の高さだとかメガネだとか皮肉っぽく浮かべる笑みだとか、いたるところが伊藤先生そのものでビックリした次第。他キャストのみなさんもイメージに合っているし、なにより主題歌がスピッツってとこが、もうズルイ! これ絶対に泣いちゃうやつじゃあないですか~~~!!!
【原作ファンも絶賛しています】
ムービーを視聴したみなさんも続々コメントしておりまして、「漫画ファンですが、響たち思い出して泣きそう」「可愛いなぁ」「結成30年でまだ名曲作れるってすごいな」「文句なし。うん。文句なし」といった具合に大絶賛。
中には「髪が伸びているのがストーリーを想像させて良いね」といった投稿もあって、「ほんとほんと!」と大きく頷いてしまった次第です。スピッツと広瀬すずさんの相性、最高で最強なので、みなさんもさっそくご覧になってみてくださ~い!
参照元:プレスリリース、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch