スイス出身のフリースキーヤー、アンドリ・ラゲットリ(Andri Ragettli)さんは現在19歳。2018年に韓国で開催される冬季オリンピック平昌大会へ向けて、猛練習中です。
ご覧いただくのは、ラゲットリさんがフェイスブックで公開しているパルクール(フリーランニング)を取り入れた、体育館での練習動画。
身体能力を活かし、忍者のように走ったり跳んだり登ったりするパルクールを取り入れた練習の様子は、言うなれば “人間ピタゴラスイッチ” ! プロのスキーヤーが持つ驚異的なバランス力や脚力に、最初から最後まで驚かされっぱなしなんです。
【まず最初に2階から飛び降ります】
まずは2階から飛び降りるラゲットリさん。降りた先には大きめのバランスボールがあり、その上にうまく両足で着地。続いて2本ある平行棒にジャンプして飛び乗ったあとは、トランポリンで1回転。
休む間もなく綱渡りをし、壁に飛び移り、吊り輪で回転をして……といった具合に、ミッションをクリアしていきます。なかには、足元がぐらぐらする床から飛び移る、なんて技もあって、見ているこちらも気が抜けません。
ラストは宙返りからのバック転で華麗にフィニッシュ! まるでハードモードの障害物競争みたいです。
しかも、このコースをわずか48秒の間でクリアしておりまして……ぽかーんと口が開いてしまいます。超人すぎるでしょ!
【称賛コメントが続々】
2017年9月11日に公開された動画の再生回数は、なんと181万回。「すげえ」「めちゃくちゃクール」「『Ninja Warrior(アメリカ版SASUKE)』に出るべきだよ」などなど、称賛コメントもたくさん寄せられていたようです。
【フリースキーとパルクールには似た部分がある?】
レッドブル(redbull)公式サイトによると、フリースキーヤーが練習にパルクールを取り入れるのは珍しくないようで、2015年にはイギリスのフリースキー代表チームがパルクール式トレーニングを行っていた模様。
跳んだり跳ねたりといった点ではよく似ていますし、きっと理にかなっているのでしょうね。いや~、それにしても神業すぎるお!
参照元:Facebook、redbull
執筆=田端あんじ (c)Pouch