チェコ共和国のモラビア地方、ルカという街で暮らす90歳の女性、アネーシュカ・カスパルコバさん(Anežka Kašpárková)は、毎年春から夏にかけて、自分が暮らす村の家々の窓やドアフレームに、花をモチーフにした可愛らしい絵を描いています。
海外サイト「My Modern Met」によると、もともと農業をしていたカスパルコバさんですが、引退後の新しい生活として建物に壁画を描くようになったのだとか。
絵のモチーフは、チェコ南部モラヴィアに伝わる伝統的なアートワークからインスピレーションを得ており、真っ白な壁に真っ青なペンキで描かれるフラワーパターンが、それはそれは美しいんです。
【下絵は描きません!】
アーティスティックな壁画は地元住民からは喜ばれ、世界中のネットユーザーからも評価されているようですが、当の本人は複数のメディアに「純粋な喜びのために描いている」と話しているのだそう。
カスパルコバさんは、絵を描く時に前もって計画は立てておらず、想像力によって筆が運ばれるままに描いているそう。
いろいろな建物にペイントしていますが、中でも村の礼拝堂が特別に気に入っているらしく、毎年塗り直すのを楽しみにしているんですって。
【ほんと楽しそうに描くなぁ~】
新たな趣味、そして喜びを見つけたことで、カスパルコバさんの目はキラキラと輝き、表情はイキイキとしています。かつて私の友人が「努力は夢中に勝てない」と話していたけれど、実に楽しそうに絵を描く姿を見ていたら、本当にその言葉どおりだと実感せざるを得ません。
【元気と生きる希望が湧いてくる♪】
才能はいつ花開くかわからないし、運命の出会いもいつやってくるのかわからない。改めてそう感じるし、美しく描かれた壁画に、底知れないパワーと希望をもらえたような気がしました。これからもずっと、楽しく絵を描いて過ごしてほしいものです♪
参照元:Facebook、My Modern Met、Bored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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