斬新なアイディアを形にした作品で注目される、アメリカのブランド「リック・オウエンス(Rick Owens)」。以前Pouchでは組み体操をしているようなショーの様子をお伝えしました。
そのブランドが発表した2018年春夏コレクションの中に、またもファッショナブルすぎて常人には理解しがたいと、海外サイトなどで注目を集めているアイテムがあるんです。
お、おおう、たしかにこれは……なんとも言い難い! 強いていうならば、エイリアンを育てるための苗床にされたような服……? ワケがわからないと言われても、そうとしか表現しようがないからしょうがない!
【なんとも形容しがたい服】
今回のコレクションは、リック・オウエンスらしい黒一色や白一色の都会的なドレスなどもあるのですが……会場のド肝を抜いたのは、「エイリアンに拉致られて苗床にされちゃったのかな?」と思わず言いたくなりそうなアイテム。
モデルさんが、まるでサナギのような丸みのあるシルエットに。穴が開いた素材の生地で、身体全体が覆われています。
……と、こうして書いていても文章だけですべてを伝えられる自信は皆無。もはやこれ、服というよりはひとつのアート作品のよう。「考えるな、感じろ!」のレベルかもしれません。
【常人には理解しがたいよ……】
ファッションとは、トレンドとは……? あらためてそんな問いを突きつけられるリック・オウエンスの最新作。「近未来的」という点だけは、私たちでもなんとか感じ取れそうです。近未来 →SF →エイリアン……うん、たぶん間違ってない!
参照元:Instagram @rickowensonline、FN
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch