予測不可能な展開の連続で、見れば見るほどハマると話題のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。主人公の直虎を演じる柴咲コウさんはじめそうそうたる面々が出演していて、しかもイケメンが豊富なことから “イケメン大河” とも呼ばれています。
政次の処刑シーンなど何かと話題のつきない「おんな城主 直虎」ですが、ファンの間では毎回のサブタイトルにも注目が集まっているもよう。次回(11月5日)、第44回のサブタイトルは……「井伊谷のばら」ですかっ!?
【サブタイトルがおもしろい!】
「おんな城主 直虎」のサブタイトルは、どうやら有名な小説や漫画、映画のタイトルをもじったものになっているみたい。これまでのサブタイトルを見ると……。
第13回は「城主はつらいよ(男はつらいよ)」、第16回は「綿毛の案(赤毛のアン)」、第21回は「ぬしの名は(君の名は。)」と、思わずクスリと笑っちゃう感じになっています。
第28回なんて「死の帳面」ですからね……デスノートやないかぁーい!
【第44回は「井伊谷のばら」です】
というわけで、毎回毎回、サブタイトルが大喜利状態になっているのですが、第44回は「井伊谷のばら」。これはきっと絶対、池田理代子先生の名作漫画『ベルサイユのばら』でしょ!
予告編を見ると、「文句があるなら井伊谷にいらっしゃい」の文字が躍っています。
おおお、こ、これは……。アントワネットに取り入って権力をふるうポリニャック伯爵夫人が、オスカルさまの世話係・ロザリーの母親を馬車でひき殺したときの捨てゼリフ「もんくがあったらいつでもベルサイユへいらっしゃい!」を意識しているんですなぁ!
戦国時代に突如降ってわいたフランス革命の予感……日本の未来が大変なことになるでぇ~……誰か、助けて!
井伊谷が一気に薔薇の香りに包まれてしまいそうな第44回「井伊谷のばら」、見逃せませんネ! そして今後のサブタイトルもばっちりチェックしなきゃですっ!
参照元:NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch