オランダ国内で最大規模を誇る屋内マーケット「マルクトハル」を紹介するこのシリーズ。宙に浮いたカフェが素敵なフードホール、謎のお寿司が販売されたオランダグルメに続く、第3回目の今回は「スイーツ&お土産編」です。
【オランダのスイーツってどんなもの?】
マルクトハルは総勢116軒の屋台や飲食店が軒を連ねる巨大なマーケットで、スイーツのお店も充実しています。
アメリカンスタイルのポップでカラフルなドーナッツショップなどもありますが、せっかくなのでオランダのスイーツを食べなくっちゃ!
薄焼きワッフルにシロップを挟んだ「ストロープワッフル」に、生クリームをこんもり添えた「アップルパイ」などは、オランダらしいスイーツです。でも、ストロープワッフルは日本の「カルディ」でも買えるし、アップルパイもデパ地下で買えます。
【オランダのバタークッキーはリッチで濃厚! 】
そこで私は、日本では見たことがない「バタークッキー」を自宅用に購入してみました。オランダの「バタークッキー」は、イギリスのショートブレッドよりもさらにリッチで濃厚、しかも超・ぶ厚いのです。
後日食べてみたところ、まるでバターをかじっているかのような濃厚さ。イギリス人の友人は「ホームメードのショートブレッドみたいで超ウマイ!」とベタぼめだったけれど、日本人の私には重すぎました……。
【スイーツではないけれど、チョコスプレーがウマい!】
食べてみて美味しかったのは、マーケット内のスーパーで購入した「ハーゲルスラッハ」と呼ばれるチョコスプレー。
オランダの人たちは、食パンにバターかピーナッツバターを塗って、このハーゲルスラッハをたっぷりかけていただきます。オランダの伝統的な朝食ですが、ティータイムにもぴったりです。
食パンにペタッと貼りついたチョコの粒は、意外にも口溶けがよく、とーっても美味。特にピーナッツバターとの組み合わせは最強のおいしさ!
【マーケットで買えるオランダらしいお土産】
またオランダといえば風車に木靴、というイメージにぴったりのお土産ならココ!「Habitas」という、かわいくて実用的なキッチン用品を扱うお店です。
木靴や風車の形をしたパーティーピック、風車のイラストが描かれたチーズフォンデュセットや、酪農国・オランダの食卓には欠かせないチーズスライサーが風車小屋の形をしていたり。
また白地に青が映えるデルフトブルー調のチーズボードにボウルなどもあって、女子の心をギュギュッと掴むかわいいモノがたくさん!
特にチーズスライサーやチーズナイフは種類も豊富で、持ち手の部分が穴の空いたエメンタールチーズのようになっているもの、ナチュラルな木製のものなどいろいろありました。
【スイーツを買うときでも、クレジットカード必須!】
最後に、マルクトハルの屋台やお店で買い物をするときに注意しておきたいことをお伝えします。オランダはクレジットカード社会なので、2〜3ユーロ(数百円程度)のものでもカード払いが多いのです。前述の「バタークッキー」を購入したパティスリーも現金不可でした。
ということで、マルクトハルへ行くときには、クレジットカードを忘れないようにしてくださいね!
参照元:Markthal、Habitas
取材・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch