先日Pouchで、セブンイレブンには、地域ごとに独自な “おでんだね” が存在するとお伝えしました。セブンの公式サイトのおでんのページを見ると、定番のおでんだねも、実は地域ごとに異なるものが売られているようなのです。
たとえば「つゆだくがんも」だけで4種類、「だし巻き卵」だけで5種類、「こんにゃく」だけで5種類。そして「厚揚げ」にいたってはなんと7種類もラインナップされているんです!
パッと見ただけだと正直違いがよく分からないけど……これって、名前が違うだけで実は中身は同じだったりするの? 気になったのでセブンイレブンに問い合わせてみたところ、セブンのおでんに対する並々ならぬこだわりと情熱を感じることとなったのでした……!
【広報の方に聞いてみた】
それぞれの “おでんだね” は、「同じような名前や見た目でも、材料も作り方も地域によって少しずつ異なります」とのこと。そのため、おなじ「厚揚げ」でも価格が変わってくるのだとか。
そのこだわり方は尋常ではなく、具材だけでなく汁も、各地域ごとに異なるみたい。それぞれの “だし文化” に重きを置いているというだしは全国に8種類もあるのだそうで、その研究熱心さに脱帽せずにはいられませんっ。
【地域ごとで“だし”の材料もこんなに違う 】
地域性に特化した “だし” の材料を紹介すると……。
北海道:煮干、宗田鰹節、鶏
東北・信越:焼干し
関東:宗田鰹節
東海:むろ節、宗田鰹節、牛
関西・北陸:昆布、牛、鶏
中国:煮干し、牛、鶏
四国:煮干、鶏、牛
九州:あご、椎茸、鶏、牛
だしの違いによって、旨味と甘みが際立つ汁だったり、具材の味が引き立つ汁だったりと、それぞれの味わいは個性豊か。さらに、季節によっても微妙に味の変化をつけている(!)らしく、おでんへの愛が深すぎるううう!!!
【地域ごとの“だし”に合わせておでんだねを変えた】
さらに、このこだわりの深い汁にもっとも合う具材を提供したいと考えた結果、地域ごとに特色のある “おでんだね” が生まれたのだと、広報の方は話してくれました。
年末年始に、生まれ故郷へ帰省する人、また旅行を計画しているという人は少なくないことでしょう。そういった機会を利用して、おでんの食べ比べをしてみるというのも楽しそうですね♪
参照元:プレスリリース、セブンイレブン
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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