毎年、クリスマスシーズンの恒例ともなったイケアの「本物のモミの木」。今年も2017年12月10日まで販売中ですが、気にはなりつつもなかなか手を出せない……という皆さんも多いのではないでしょうか。
私は過去にイケアで2度「本物のモミの木」を購入したことがあり、Pouchで記事にしたことも。そこで今回は、イケアで「本物のモミの木」を買うメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。
【今年も「本物のモミの木」販売中】
まずは簡単に今年の情報についてふれておきましょう。イケアの「本物のモミの木」のお値段は1本2499円。木を固定する「クリスマスツリー スタンド」が2000円。
使用後はモミの木を「ツリー購入証明書」とともにイケアストアに持って行くと1000円分のクーポンがもらえます。(以前はもみの木の値段と同額のクーポンがもらえましたが、システム自体はほぼ例年変わりナシです)
【メリット】
まずはイケアで「本物のモミの木」を買うメリットから。
・部屋に生気がただよう!
なんといってもコレ。造り物のクリスマスツリーも精巧にはできていますが、やはり実際に本物のモミの木にはかないません。生気ある緑色の葉、部屋中にただようモミの香り……。一瞬にして部屋中がイキイキとした雰囲気につつまれます。
・クリスマス気分が爆上がり!
数あるモミの木の中から1本を選び、家まで運び、それを自分で飾りつけする。イベント感満点で、クリスマスへの思い入れがいつもより強くなること間違いナシ。せっかくなので人を呼んでクリスマスパーティーとかしたくなっちゃいます!
・値段が安い
最近はお花屋さんや通販などでも取り扱いのある、本物のモミの木。しかし、通販サイトなどを見ると多くのものが5000円以上、中には1万円以上するものも。その点、イケアは2499円。もみの木をストアに返せば1000円分のお買い物クーポンをもらえます。
つまりイケアなら実質1500円程度で本物のモミの木が買えちゃうというわけです! ツリースタンド代2000円は別途必要となりますが、こちらは再利用できるので次回以降は買う必要ありません。
【デメリット】
さて、続いてはデメリットです。
・自分で持ち運びする必要がある
「本物のモミの木」はイケアストアでのみの販売となるため、購入後は自分で持って帰る必要があります。大きさを考えると電車や徒歩ではちょっと無理。車を用意するのが前提といえるでしょう。
・置き場の確保がむずかしい
イケア側は「日本の家のサイズに合った本物のモミの木を販売する」としていますが、それでもまだ日本の住宅事情的にはきびしい場合も。
我が家ではリビングに置いていましたが、子どもがいると触ってこわさないかヒヤヒヤ。ならばと庭に出してみたところ、強風にあおられ木や飾りが飛んでいきそうに……。皆さんもぜひ、自身の家に置き場所があるか確認してから購入してくださいね。
・部屋中に香りが強くただよう
先ほどメリットに香りをあげましたが、このにおいが想像以上にけっこう強烈。森林のさわやかな香りで癒されるんですが、部屋中に絶え間なくただよいます。しばらくの間、毎日この香りとともに過ごすのは嫌がる人もいるかも。
・飾ってるとモミの葉がバラバラ落ちてくる
造り物のクリスマスツリーではありえないことですが、飾っているうちにどんどんとモミの葉が落ちてきて床にたまります。都度、掃除が必要でこれがなかなか面倒です。
・返却が手間
クリスマス後、返却すれば引き取ってくれるのはありがたいですが、再度イケアまで出かけなくてはいけないのがなんとも手間です。クーポンがもらえる返却期間は2018年1月4日から14日までと決まっています。年末年始の間も家にモミの木を置きっぱなしというのも、なんだかちょっと気になります。
【可能ならぜひトライしてみて!】
以上、イケアで「本物のモミの木」を買うメリットとデメリットをご紹介しました。それぞれの環境や状況もふくめ、購入するかどうかの参考にしていただければ幸いです。たしかに面倒な部分もありますが、飾ったときのクリスマス感は造り物のクリスマスツリーでは味わえないものがありますよ!
参考:イケア、PR TIMES
画像=Pouch編集部(2枚目、3枚目のみIKEA)
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch