突然ですが、告白させてください。わたしはこのたび、とんでもなく狂気を帯びたドリンクを発見してしまったんです。
それはヴィレヴァン通販にて販売されていた、「天下一 残り湯ドリンク」(350ml / 税込み324円)という商品。美女が入ったお風呂、そして美少年が入ったお風呂の残り湯らしく、わたしは、わたしは……。
むくむくと湧き上がる好奇心に抗えず、つい飲んでしまったのです……!
【絵とセリフに萌えます】
まず手が伸びたのは、お風呂に浸かる美女(萌え絵風)がパッケージに描かれた「残り湯ドリンク(女)」。「残り湯を飲む!? バカじゃないの!? そんなことしたら……絶交だからねっっ!!」というセリフが書かれており、おのずと罪悪感をあおられます。
【肝心のお味は…!?】
絶交されてしまうかもしれない。でも、ここまで来たら飲むしかない。というか、飲まないと後悔する気がする。
不思議な使命感のもとキャップを開け、一口飲んでみると……。
ん? フツーのミネラルウォーターの味だぞ? いやでもなんとな~く、一瞬だけバラの香りが鼻腔をかすめたような気がしないでもないような、しなかったような。
続いて高橋一生さんを連想させるメガネ男子がパッケージに描かれた「残り湯ドリンク(男)」。
またしても「残り湯を飲むだって? バカなこと言うんじゃない。もう先にあがりなさい」と怒られつつ、飲んでみたのですが、やっぱりどう味わってもフツーに美味しいミネラルウォーターでした。
【中身はれっきとした「ミネラルウォーター」です!】
それもそのはず、品名のところをよ~く読むと、ばっちり「ミネラルウォーター」と書かれているではありませんか。採水地はどちらも長野県北安曇郡小谷村(きたあづみぐんおたりむら)でして、名水のある場所として知られています。う~ん、バラの香り、やっぱり完全に気のせいだわ!!!
さらにパッケージを隅から隅まで眺めたら、1番下の端っこに「ジョーク商品です」と書かれていてガッカリ……。ではなく、一安心。
ヴィレヴァン通販の販売ページにもジョーク商品ということが強調されていたほか、「残り湯を “イメージした” ドリンク」「中身は普通のミネラルウォーターなのでご安心を」という記載もあって、完全にわたしの勘違いだったことがわかった次第です。
【妄想しながら飲んでみてね~】
はぁ……「残り湯を飲む」という背徳感から得るあのドキドキを、返してほしい。でもドキドキできただけ楽しかったから、よしとしておきましょう。
妄想しながら飲めば、プラシーボ効果さながら、わたしのように「バラの香りがした!」という錯覚も味わえるかと思いますので、みなさんもお試しあれ~♡
参照元:ヴィレヴァン通販[1][2]
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]