家具製造とリフォーム業を行っている「Jackman Works」。そのオーナーであるポール・ジャックマンさんがこのたび制作したのは、自分の脚の原寸大ランプ! 制作過程をとらえた動画がYouTubeに投稿されています。
ランプシェードから脚がにょきっと生えているようで、思わずドキッ。誰かがなにか悪いことでもして、人間からランプへと姿を変えられてしまったのではないか。ついそんな妄想をしてしまうくらいのリアルさなんですよね……!
【ステップ1:自分の脚のフォルムを把握しよう】
フットウェアメーカー「Carolina Shoe」の協力のもとに進行したという、 “脚ランプ” づくりのプロジェクト。
ジャックマンさんがまず始めに行ったのは、自分の脚の写真を撮ること。あらゆる角度から足を撮影して、シルエットを作成。原寸の型板を作ったところで、ようやく本格的なランプづくりへと着手しました。
【ステップ2:脚とベースを作ろう】
肝心の “脚” 部分と土台を担うのは、メイプルの木を集めて作った厚い板。中心部にコードを通さなければいけないので、空洞になるよう、左右2つのパーツに分けて脚を制作。より本物に近いフォルムを実現するべく丁寧にかたちを整えて、台に固定するための穴を足の裏に空けます。
【ステップ3:靴を装着&ランプシェードを組み合わせよう】
その後は表面にニスを塗り、底に穴を空けた靴と靴下(もちろんどちらもCarolina Shoe社製!)を履かせ、ふともものてっぺんにランプを固定。鉄筋のスクラップとパラシュート用の丈夫な紐で作ったランプシェードを組み合わせたら、 “脚ランプ” のできあがりで~す!
【商品化したら案外ウケそうです】
それにしても、ランプシェードがミニスカートみたいに見えて、なんだか不思議な感じです。
自分の脚の原寸大だと、おのずと愛着も湧くのでしょうかね? いずれにせよ、自分の脚をまじまじと眺める機会なんてそうそうないから、もしも商品化されたら意外とニーズがあったりして……!?
参照元:Jackman Works、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch