空気が乾燥する冬場は特に、火災による事故が増えます。
今回紹介するのは、アメリカ・ジョージア州アトランタの近くで起こったアパート火災の映像。地元の消防署「Dekalb County Fire Rescue Department」がフェイスブックに投稿した映像には、救助のため3階から投げられた幼い子供をキャッチする消防隊員の姿が収められています。
【ものすごい緊張感です】
ヘルメットに装着したカメラで撮影されているため、映像は消防隊員の目線。臨場感はもちろん、現場に流れる緊張感も伝わってきます。
【大人たちが子供たちを次々落としていった】
フェイスブックによれば、子供を見事キャッチしたのはスコット・ストラウプさんという消防隊員。
海外サイト「CBS News」が伝えている隊長のエリック・ジャクソンさんの話によれば、バルコニーに避難していた大人たちは、次々に自分たちの赤ちゃんを消防隊員の腕の中へと落としていったのだそう。
2人の隊員が赤ちゃんをキャッチしたらしく、当時の様子を「フットボールのようだった」と語っていました。
【負傷者の最少年齢は生後1カ月】
今回のアパート火災で負傷したのは合計12名で、そのうち子供は8名、大人は4名とのこと。最年長は36歳で最年少は生後1カ月と、全員若い世代だったようです。
自らの命を懸けて、多くの命を救出する。火事の怖ろしさを実感すると同時に、消防隊員のみなさんの偉大さを改めて知ることができる映像です。
参照元:Facebook、CBS News
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼キャッチしてくれるってわかっていても、ハラハラします