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「ガングロ、忘れてない?」 日本女性のファッションの歴史を振り返る動画に視聴者からツッコミが!

2018年1月31日

イギリスのファッション雑誌「Glamour」がYouTubeで公開していたのは、『日本のファッションの100年(100 Years of Japanese Fashion)』という動画です。

タイトルそのまま、過去100年間に日本で流行した女性のファッションを紹介していて、見ごたえたっぷりなのですが……。

一部の視聴者から、共通の “ツッコミ” コメントが寄せられていたんですよね。

【100年…というか、100年以上ありますね!】

……と、 “ツッコミ” コメントに関してはひとまず置いておいて、はじめにどんなファッションが紹介されているのか、かけ足で見ていくことにします。

1860年から1910年(桜田門外の変が起こった安政7年から明治43年まで!)にかけて女性たちが身にまとっていたのは、着物。1910年から1950年もやはり着物がフィーチャーされていますが、同時に洋服を好んで着る人の割合が増えてきたのも、このあたりからです。

60年代から70年代にかけては、レトロなフラワープリントのミニドレス。80年代は川久保玲さんのブランド「コムデギャルソン」を代表とするアバンギャルドなファッション

90年代は「ゴシック」と「ロリータ」、2つの異なる要素を混ぜ合わせた「ゴスロリ」ファッション。そして2000年代は、パステルカラーを基調とした「フェアリー系(Fairy Kei)」と、個性豊かなラインナップとなっていましたが、全体的にはざっくりとした印象。

【視聴者「あれ? ガングロどこいった」】

さて、本題はここから。90年代のファッションに関して、海外の視聴者から次のような声が挙がっていたんです。

「ガングロが入ってなくて寂しい」
「ガングロスタイルを忘れてるよ!」
「ガングロは90年代の終わりから2000年代にかけてめちゃくちゃ人気だった」
「ギャルファッションがないなんて信じられない」
「え、なんで? 90年代はギャル&ガングロスタイルでしょ!」

うん、言われてみればあの頃は、ギャルファッションもガングロも流行っていたよね~! もちろん全員がやっていたわけじゃなくて、一部の人のみだったけれど……。それにしても、みんな日本のトレンドに詳しくてビックリしてしまいます。

【「デコラちゃん」や「ビジュアル系」を挙げる人も】

また90年代から2000年代に関しては、「デコラちゃん」ファッションや「ビジュアル系」ファッションを挙げている人がいたのも印象的でした。

ちなみに「デコラちゃん」とは、ストリートファッション誌『FRUiTS』でよく見られた、派手な色使いとデコラティヴ(装飾過剰)なアクセサリーでキメたスタイルのこと。かつて篠原ともえさんが行っていた “シノラー” みたいなファッション、といえばわかりやすいかもしれません。

改めてこの時代を振り返ってみると、まさに “カオス” と呼ぶにふさわしい(笑)。でもだからこそ、本当に面白い時代だったんだな~と実感した次第ですっ。

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「着物の着こなしがおかしい」というツッコミもたくさん見られました

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