ヴィレッジヴァンガードオンラインストアに以前登場した「蝶の羽ケープ」で、世界中の乙女たちをトリコにした「Costurero Real」。2008年にスペイン・バルセロナで生まれたハンドメイドブランドで、おとぎ話や自然にインスパイアされて生み出すダイナミックなデザインが魅力です。
その新作としてこのたび登場したのが「フラワーケープ」。美しく華やかな花びらのケープは、ひとたび羽織れば気分はおやゆび姫。一度目にしたら誰もが心奪われてしまうに違いありません。
【バラ、ペチュニア、パンジーの3種類】
「フラワーケープ」は、鮮やかな色合いと、薄く繊細な生地の風合いが印象的。オリジナルデザインの生花のイラストをシフォン素材にプリントしていて、バラ、ペチュニア、パンジーの3種類それぞれに魅力が感じられます。結べるようにリボンがついていて、肩に羽織ったり腰に巻いて着ることもできるみたい。
「バラ」は赤、それも真紅の色に目を奪われるケープ。バラの花言葉は「情熱・美」で、特に真紅には「恋い焦がれている」という意味があるそう。まとうだけで胸に熱い気持ちを秘めているような女性に変身できそうです。
「ペチュニア」の花言葉は「心の安らぎ」。特に青は「ためらう気持ち」を意味するそうで、優しくはかなげなイメージをたたえたケープになっています。花びらに描かれた線がまた繊細で素敵!
そして、何色もの色のグラデーションが美しい「パンジー」のケープ。花言葉は「思い出」で、紫、黄、白はそれぞれ「思慮深さ、記憶、愛の想い」を意味するのだとか。ドラマティックにしてミステリアス――そんな印象が伝わってくるのは私だけ……?
【舞台衣装のようなドラマ性のあるケープ】
好きな色やデザインで選ぶもよし、花言葉から選ぶもよし。三種三様の個性を持つ「フラワーケープ」は税込18360円で、現在ヴィレッジヴァンガードオンラインで予約注文受付中です(発送は4月下旬予定とのこと)。
このブランドを立ち上げたAlassieは、大学院で演劇やオペラ、映画の衣装の研究を専攻していたそうです。物語性を感じさせられる仕上がりなのはそこにヒミツがありそう。舞台やイベント用の衣装としてもとっても映えるフォトジェニックなケープは、鑑賞するだけでも価値アリなすばらしさです。
参照元:ヴィレッジヴァンガードオンライン
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch