車のエンジンルームやタイヤの間に入り込んだ猫を逃がすために、ボンネットをバンバンと叩く取り組みを「猫バンバン」と呼びます。
日産自動車が提案する「猫バンバン」プロジェクトに対して(?)、日清U.F.O.焼きそばが提案するのは「キャベバンバン」。
カップ焼きそばの湯切りをすると、おのずとフタ裏にキャベツがついてしまいますよね? これを、そのまま食べることなく捨ててしまう……という悲劇が起きないように考案されたのが「キャベバンバン」。湯切りした後にフタをバンバンと叩くことで、キャベツをすべて食べきれるよう呼び掛けているんです。
【猫かな…と思いきや、キャベツ!】
キャベツを無駄にしてしまう前に、わたしたちにはやるべきことがあるーーー。
「キャベバンバン」を訴えるべく作成されたPR動画には、猫のような動きでそこらじゅうを走り回るキャベツの姿が映っています。
ドアを開けて部屋に侵入しようとしたり、ダンボール箱に入ったり、窓辺で日なたぼっこしたり。
こたつでぬくぬくしたり、ルンバの上に乗ったり、さらにはきゅうりに驚いて飛び上がったりするキャベツたちのことがだんだん愛しく思えてくるから不思議。まるで生きているみたいで、キャベツ1つ1つに名前を付けたくなっちゃうほどです。
【この2つを結びつけるのは天才の発想】
……でも今挙げた行為って、どれもこれも「猫あるある」。猫とキャベツってどう考えてもつながる要素がないのに、こんなふうに結びつけてしまうとは。考えた人、天才だな~~~!
【さあ、今日から始めよう☆】
ちなみに、日清U.F.O.焼きそばが500名を対象に行った「全国インスタント焼そばフタ裏キャベツ付着調査」によれば、フタ裏に付着するキャベツの平均枚数は4.8枚で、これにより年間約4.17トンのキャベツが捨てられているとのこと。
また、カップ焼きそばを食べたことのある日本人の9割以上が「フタ裏キャベツ」を経験しているそうです。
ここ数カ月のあいだ野菜が高騰していることですし、キャベツを食べることができる機会は貴重! みなさんも今日から積極的に、「#キャベバンバン」に取り組んでみてはいかがでしょうか。
参照元:キャベバンバンプロジェクト特別サイト、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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